【超良かった】2023年appy楽曲を振り返る【5期】

これを読んでいるみなさんこんにちは!
ねえこはです。

実は私、appyさんというボカロPのオタクをしておりまして…………

…………前回のnoteが2022年なのは目を瞑っておいて、appyさんを知らない方は(ちょっとばかし情報が古めですが)上のnoteを見ていただければ、だいたいわかるかと思います。

今回のnoteはappyさんのファン:ふぁんぴぃ(ファンネームです、これ)である私が、めちゃくちゃ勝手に2023年appy楽曲を振り返るものとなっております!

これを書き上げているのは大晦日当日なんですが、いや~今年もバチクソ良作揃いで困りましたわ、ハハハ!
お付き合いいただけるとうれしいですし、まだ全然聴いてない、みたいな方がいらっしゃれば、参考にしていただけたらな~と思います。


1.Musicに染まっていく

さあ新年トップバッターは『おせちLP』よりこの曲、『Musicに染まっていく』
厳密にはおせちLPの発売って2022年末コミケだったので、Musicは2022年の曲とも言えるんですが、動画は2023年投稿なのでゆるしてください。

この曲は最近appyさんを知った方に、入門編として一番適しているな~と(わりと勝手に)考えています。詞も音も近年のappyさんを見ていると一番スタンダードというか、聴いていて優しいんですよね。
おせちLPの一曲目なので、オープニングっぽいのもあるのかもしれない。ここから他の曲に布教を派生させていきたい感じですね。みなさんも参考にしてください(誰目線?)。

2.Chika-Chika

初出2023年2月2日、マジミラ2023楽曲コンテストへの応募楽曲『Chika-Chika』
appyさんのマジミラコンテスト楽曲に共通して言えることは、超~~~~~~~素直。
純粋さの塊みたいな詞を投げてくる。聴いているこっちが恥ずかしい!
Chika-Chikaは後に『ヒューマン・エラ』という限定100枚生産のアルバムに収録されますが、本当に登場するタイミングがアツい。物語の終盤でライバルが主人公と共闘してくれるぐらいアツい。
この曲は過去作の詞の引用があったりするので、個人的には結構ファンサ曲かな~とは思ってるんですが、appyさん的にはあんまりそうでもないらしいです(どっちなんだよ)。

地下奥深くのライトレイ
日の届かぬ洞窟
クリスタルはそんな場所で
ひっそりと育つ

appy feat.初音ミク『Chika-Chika』より

あとこの歌詞、appyさんだからこそ繰り出せるストレートって感じでいいですよね。
なので言わせてください。

大好きだ~~~~~~~~~~~!

3.再計算しよう

ボカコレ2023春参加曲『再計算しよう』
3/19投稿で、現状appy4期最後の曲です。

いやいや、appy4期ってなんやねん……って思ったそこのアナタに解説します。

ざっくりした解説です

再計算しようで言いたいことを吐ききったそうで、たしかに『採種』から始まった一連の流れみたいなものは、確かにこの曲で完結したなあと私も思ってます。
appyさんもこの曲を書かないと次に進めなかったと仰ってますし、言いたいこと全部吐き出してる印象を受けます!

ところでappyさん、もしこれを見てたらでいいんですが、再計算しようのinst、まだでしょうか……
私はいつまでも待ってますね……

4.孤独のspace

え~、時は流れまして、7月1日には『孤独のspace』が公開されました。いよいよappy5期! ということで、5期のテーマはなんでも『愛』らしいです。

本音と建前の見分けもつかなくてsorry
並んだ宇宙みたいにほら、比べられないもの

appy feat.可不『孤独のspace』より

人と人とのコミュニケーションとは本当に難しいもので、相手のことを全て理解するというのはほとんど不可能です。そして、時には失敗してしまうし、事が悪い方向にも行ってしまう。
皆そんな孤独を抱えつつ、暗中模索しながら分かり合おうとする、そういった人の生き方みたいなものをこの曲からはひしひしと感じます。

歌詞に出てくる「ネリリし、キルルし、ハララ」は谷川俊太郎の詩『二十億光年の孤独』からの引用と見られ、寝る、起きる、働くといった日々の営みを漠然と表しているそうです。本来は火星人に思いを馳せて呟くワードみたいなものなので、この曲における「君」は火星人のごとく、理解できないものなのかもしれないですね。

また、この曲はユニット「花図鑑」と可不ちゃんバージョンがあるので、1曲で2回美味しい! ぜひどちらも聴いてみてください。私としては、この曲をデュエット曲として提供したことにかなりの意味があると思いますが!(うるさいぞ)

5.デジャ・ヴュー

ボカコレ2023夏、とうとう今年“最強”の曲が現れてしまいました。そう、8月5日公開のこの楽曲の名前は『デジャ・ヴュー』!

喜夛口(きたぐち)さんのうごメモMVも以前の『社会科見学』の時よりさらにパワーアップしており、見応え、聴き応えのある作品となっております。まだ再生していない方はぜひ「観測」してください。

ただこの曲ですね、困ったことに強すぎるんですよ。
私は今年appyさんのYouTubeラジオになぜかふぁんぴぃの一人としてお呼ばれしたんですが、デジャ・ヴューを最初に聴かせるのだけはガチで避けたいと申しました(失礼すぎ)。だってこれ聴いたら他の曲行けないもん、ガチで。これしか聴かなくなるっつの。禁止カードじゃんこんなの。ダメだよappy。

ちなみにデジャに関してはありがたいことに解説プレイ動画も上がっているので、DTM使っている作曲者の方はなんか、参考にするといいと思います(見てて面白かったです)。

6.返信まだ?

11月2日、無色透名祭Ⅱというニコニコの投稿祭が行われました。ざっくり説明すると、全員匿名でなおかつMVも白背景に文字だけよ~んみたいなフォーマットの決まっている投稿祭です。

appyさんも参加表明をしていたので、私もなんとか期間中に発掘したろうと息巻いていました。ま~おそらくいつものappyさんなら初音ミクか可不っしょ~笑。まあ一応所持ボカロ(広義ね)はkznちゃんと花隈千冬もあるから、そっちのタグも確認して…………

おるやんけ!!!!!!!!!!!!!
しかもこの前ファンに誕生日でもらった花隈千冬さっそく使っとるやんけ!!!!!!!
オイ!!!!!!!!!!!!!!!!!

……というわけで、まさかの匿名投稿祭で初の花隈千冬楽曲を出してくるという、私としても完全予想外のムーブをappyさんが取ってきたため、「音がappyなのにappyかわからない……(調教的に)」という、超不安な開催期間を過ごすことになりました。

曲は……聴けばわかると思いますが、appyさんの花隈千冬に対する認知、歪んでない?(本人はギャップ的なところを狙ったらしいけども!)

7.毎日どこにいたって見かけるガール

これはマジミラ2024楽曲コンテスト応募曲の『毎日どこにいたって見かけるガール』です。投稿日は12月7日、楽曲の長さは4分21秒。曲の感想としては…………

あ、めっちゃいい~~~~~~~~

です。上でも既に言いましたけど、マジミラ応募appyさんって妙に超素直になる気がしています。本当に初音ミクのための楽曲って感じがして、ぶん殴られました。ていうか、イントロから既存楽曲復活祭でめでたく1位を獲得した『Etoowc』を彷彿とさせるピアノが入ってるのもめっちゃ良い。良すぎて困る。
一気に3期ぐらいまで戻った気分になりました。なつかしい曲調だった……(長年のファン、感涙)。

というわけでね、以上、今年の楽曲紹介ってことだったんですけども……

ん?

8.マッカリトース

いや、今年も終わっちゃいますね。じゃなくて。12月13日、唐突に完全新曲として投稿されたのがこちら『マッカリトース』です。罷り通す。

ここ近年のappyさんは「ボカコレやボカデュオなどの投稿祭参加楽曲」「コンピ含むアルバム用の楽曲」「コンテスト用楽曲」といった曲がほとんどでした。
で、そういったものを抜きにすると、2022年3月30日の『オオギリーツアー』ぶりの平常時完全新曲です。投稿祭や、ある程度のメッセージが通っているアルバム以外の曲って超久しぶりすぎて、それだけで嬉しかったです……。なんの気兼ねもなく聴けるしな!

マッカリトースに関しては……社会人になって生きづらさを感じている人には満遍なく刺さるんじゃないかとおもいます。私もそのひとりなわけですが。ただ寄り添うんじゃなくて、少しばかりの毒があるところが、なんともappyさんらしいかもしれないですね。


というわけで今年もお疲れ様でした!!!
ここで挙げた曲以外にも、トラック提供であったり、テレビ出演であったり、アルバムに曲書き下ろしたりと素晴らしいご活躍ぶりでした、本当に!

上でもちらっと触れましたが、『Etoowc』が既存楽曲復活祭で1位を獲ったのが私的にはいちばん嬉しかったです。来年は新曲で更にバンバン有名になれるよう、ふぁんぴぃの一員として頑張っていきます!

それではみなさん、両手を振ってお別れしましょう~! 2024年もよろしくな。

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