GOATBED 「re come end 5」
5月30日に渋谷WWWで行われたGOATBEDのLIVE「re come end 5」を観てきました。
高校生の時からずっとcali≠gariとGOATBEDが好きで、最近は毎年のようにライブに参戦するほどでした。
ですが、去年は新型コロナウイルスの関係でライブに行くことはおろか住んでいる都道府県から出ることもままならず。
1年半ぶりのGOATBEDでした。
ライブハウスに行くのも1年半ぶりで、今は当日にメールアドレスの登録、検温、チケットは自分で千切って渡す、手指消毒、アルコールNGなど、対策がなされているのを経験することも初めて。
肝心のフロアは下が黒いテープで区切られており、1マス1人立つといったように観客同士の間隔を空けスペースを確保するような形をとっていました。
個人的には荷物も置けてある程度パーソナルスペースが確保できるのでよかったなと。
今回の公演は昼の部と夜の部2回に分かれていて、もちろん2回ともチケットを購入。
久しぶりということでどきどきしながら開演を待ち、押すことやや5分。
雄次さんと石井さんが登場して、1曲目が始まった途端に泣いてしまいました。
私は重度のファンでもはやオタクと言ってもいいくらいの熱量でGOATBEDを追い続けていて、色んな自由が利かずに配信ライブを見たりDVDを見たりして気持ちを抑えていたこの期間。
こんなにも自分の心が生の方向に動いて、感動して涙を流せることを忘れていました。
7年間勤めた医療職を辞めてライターとして頑張ろうと決意したは良いものの、医療現場は多忙と人手不足に悩まされ、思うように仕事を進められない日々。
そして自分も飲みに出ること、大好きな旅行やライブに行くことがなくなって生き甲斐を感じず、閉鎖的な気持ちになって追い詰められていった日々。
自分で自分の首を絞めていた部分も大きかったですが、ネガティブな後ろ向きな負の感情を刺激され、不幸を周りの人のせいにして、そんな自分のことも大嫌いになりそうな期間が続いていました。
ですが、自分はまだライブを見て心を動かされて泣けることに、また感動して泣いて、ぽろぽろ涙をこぼしながら飛んで跳ねて歌う石井さんを見て。
ずっとこの空間にいたいと思ったし、ずっと続いて欲しいと思いました。
なんのために医療職を辞めてライターになろうとしたのか。
自分の幸せの軸を、自分から移すつもりはなかったのに。
自分で想像していたよりずっと限界だったみたいです。
生で見て、音を聴いて、同じ空間ですGOATBEDが作り出す音楽に触れること。
それがどれだけ私を救っていたのか改めて気づけた日になりました。
昼と夜で全部違う曲をやってくれて、おなじみのMCもそのままで。
本当にこの人たちとこの人たちが作り出す音楽のことを愛しています。
なかなか難しい世の中ですが、これからも出来るだけライブハウスに足を運んで、ライブを見ていきたいです。
GOATBEDの音楽と照明のきらめきがマッチしたとても素敵なライブでした。