易経 地沢臨 19
卦辞
臨 元亨利貞 至于八月有凶
りんはおおいにとおるていによろし はちがつにいたりて きょうあり
臨の時は大いに通じます。正しくして良いです。八月に至っては凶であります。
臨は臨み見るということ、希望を持って進むこと、臨機応変に対応すること、チャンスに柔軟に対応すること、若さ溢れる盛んな状況とも読めます。ワクワクがこれから起きる予感ともいえるでしょう。しかし、そのような状況もいつかは衰えるということも肝に銘じておきましょうとのことで「八月に至りて凶あり」と説いているのだと解釈できます。
変化はこの世の真理であることも頭に入れておきましょう。
(2024/10/30)
四爻
至臨 无咎
いたりてのぞむ とがなし
真心をもって臨む。問題ない。
至極の態度、真心溢れる態度で臨むのですから問題などないのです。
(2024/10/30)