【ライブレポ】 PK shampoo高松|Diary No.1-1
最近自分の言葉を失ってきた、というのも何か見たり何か感じたりしたときに、「私の好きな作家やら詩人やら、ソングライターならこう言うだろうな」みたいなキモい感覚ばかりになってきて、自分ならなんて言うのかがわからなくなってきた。
自分の言葉を見失わないように、たくさん文字を書こう。
2024はライブレポートと新譜への激情は書き残していこうと思う。書き殴りでいい。あくまで毎日書いている紙媒体の日記の延長。1月の1本目でDiary No.1-1。よくわからんけどゲームのステージみたいでいいね。数が大きくなるほど難しくなるみたいに、どんどん読み応えのある文章にしていけたらいいな、頑張るぞ。
早速、2024一発目のライブレポート!
2024/1/14 PK shampoo 再思三考 @高松TOONICE
以下セトリバレあり。
2023の春に、遅ればせながら大好きになったPK shampoo。
PROツアー下北沢、再思三考ツアー仙台ときて、再思三考高松。
いつもニシケン側に入るけど、初めてカイトくん側に。
いつも通りのSEの中に登場するPK shampoo。ふらっと現れる感じが大好きだなあと思う。複数公演行く勢が多いからかもわからんが、観客も友達みたいなノリでいいなーと思う。PKの人柄か。
3列目くらいだったけど、柵のないTOONICE、福島カイトが近すぎて勝手に気まずかった。
ヤマトパンクス「ニシケン頑張れよ」で始まる一曲目、『君の秘密になりたい』。メジャー一発目のツアーをヤマパン処女作から始めるPK shampoo、かっこいいよ。
君の秘密→『夜間通用口』→『奇跡』の流れは固定で、普通に夜間だわーい!と思っていたら、ヤマトがマイクだけ持ってフロアに降りてきたwww
金沢の奇跡大暴れニシケンが羨ましかったから、ヤマトがフロアに降りてきたのが嬉しかったし、遠路はるばる高松まで来てよかったなとT^T
そのヤマトを中心にみんなが輪になって、ぽっかり穴ができた。空に浮かぶ月が通用口なら、ここも通用口みたいだ、と思った。
夜間の後の奇跡、のアウトロが君の秘密で、君の秘密に夜間と奇跡が内包されているみたいで大好きなつなぎ。君の秘密のアウトロの、変調した後のキーに合わせてサビを歌っていた気がする。仙台かも。忘れたけどそれが超好きだ。
MCの記憶がほとんどない。
同じ日に古墳シスターズが別の場所でライブをやっていて、それに行きたいから終わらしたいみたいなことを話していて、これアイドル界隈なら冗談でも大炎上だよなーと思いながら聞いていた。
シンプルにファンの母数だとは思うけど、PKとファンの関係性はとてもいいものだと思います。伏字界隈ができたら泣きます。
MC直後は『S区宗教音楽公論』。ここ最近、狂ったようにPencil Rocket Opera E.P(特にS区を、勝手に妄想しながら)を聴いていた。S区への激情だけでnote一本書ける。書くか…
まあ色々考えながら聴いていたんだけど、妄想すぎるからここに書くのは控える。
この辺で気づき始めたが、ヤマトは歌うときに下手側を見がち、「君」とか「あの子」とか、そう言うときはまっすぐ遠くを見る。何が見えているんだろう。
文学でも同じことは言えるけれど、どこまで言葉と、それを書いた人とを重ねていいのだろうか。
『白紙委任状』を聴くといつもこのことを考えてしまう。
ヤマトはビタミン剤を飲んでいるし、バンドも続けているし、この曲は2分も保っていない。じゃあ、ヤマトは使い捨てカメラで撮られていたのか、それが照れたけど嬉しかったのか。
これの答えは知らないままでいたい。まったくの虚構だと私の考察と勝手な悶えが悲しいし、本当だったらこちらが恥ずかしくなってしまう。ラブソングなんて全部そうか。
フェードインするG♯。
グッと会場のバイブスが上がるのが肌で感じられた『SSME』。
とあるインタビューを読んでから、SSMEは大好きな曲だから超嬉しくて、でも周りを見たらみんなも最高の顔をしていて、SSMEって私にとってだけじゃなくて、みんなにとってキラーチューンなんだ、って感心した(テンポ感も一因だと思いますが)。
『第三種接近遭遇』から『3D/Biela』。天使繋がりだ!
天使への解像度が低いんだけど、天使ってなんなんだろう。
君なのか夜なのか。
ビエラの一番最後のサビ、ヤマトがコードを間違えたのかな?「間違えた、最初っからやるか?」って冗談ぽく言ったら本当に最初から始めるカイトくん、ニシケン、カズキと、嬉しそうな顔のヤマト。可愛すぎんだろ…となりました。ビエラ2回聞けたのがシンプル嬉しい。
『落空』、『新世界望遠圧縮』。
落空は個人的に本当に今刺さるので、もう、えも言えぬ気持ちになってしまう。落空もSSME、S区と同じく激情が…いつか書こう。
新世界は、聴くたびに拠点が東京ではないことの持つエモさを最大限感じる。羨ましい。
『m7』、大好きなのに一切記憶なくて悲しい。
MC挟んで『神崎川』。製作時のエピソード面白かった。
前身バンドの「深夜に7時間ほどスタジオを借りて酒を飲んで鍋をやるなどの活動」からのある種の脱却として30分くらいで書き上げたような曲が神崎川。天才やん。ヤマトが「書いた時のこと覚えてない、なんの意味もない」みたいなことを言っていた。天才やん。精神世界が純度100%に近く表されているんだろうなとは思う(みんなそう思っただろう)。
ここか次のMCか忘れたけど、半年で今ある曲の半分くらいを書いたと言ってて、フィーバー期すぎて笑ってしまった。ちゃんと進化し続けて飽きない曲のしているところがPK shampooのすごいところだなと思う。
そしてヤマトがカズキの「安いタバコは?」「しょぼい缶ビールは?」「諦めきれない夢は?」の問いかけに対して、冗談めいて「諦めきれない夢は諦めた」と言っていた。でもだんだんと本気っぽく、「諦めたよそんなのは」「くだらない」とか言い始めて勝手に苦しくなった。私にとってはヤマトが完璧な教祖様くらいには見えている(10歳も年上だし)けど、色々あるんだなーって。まあこれは深入りしたくも考察したくもない。
神崎川後のMCで、ヤマトが「『京都線』についてなんかありますか」ってメンバーに聞いて次の曲、京都線バレ。これも制作時の話をしていた。神崎川と同じようにほぼ意識がない時に書いたんだって。天才やん。
確か仙台ではこの京都線のタイミングで『星』だった気がする。覚えてないけど…
星は本当にもうやらないのかな、まあ、ヤマトの好きなようにやってほしい。それを見守って、勝手に泣いて勝手にありがたむのがこっちの仕事なのです…
多分めちゃくちゃ押してて、あと2曲!
大急ぎって感じの『空のオルゴール』。走ったテンポのオルゴールの全力疾走感と何も考えられない感じ大好き。
本編ラスト『死がふたりを分かつまで』。
これまた盛り上がるキラーチューンだなあと…(テンポ感いいですし)
なんというか、“正解”みたいな曲で一時期これしか聴いてなかったくらい好き、本当に、鳴り止まないでメロディ…
時間がない中でのアンコール。
アンコールの拍手、いつもの半分くらいで再登場してきたwww
なぜか脱いで現れるカズキ、と、おそらく長袖のシャツとパーカーを着ていて、そのパーカーにまで汗が染み渡っているヤマト。ほんと、暑そうで(暑い会場だったね)終わってほしくないけど終わってあげたいくらいだった。
アンコール一曲目、ヤマトがポツポツと、捻り出すように大学生時代のことを話し、その7年間を歌った曲だと言い、ヤマトの歌とアルペジオから始まる『学生街全能幻想』。
自分が今絶賛大学生なこともあって勝手に大好きな曲だけど、気軽に好きと言えない曲でもある。私が好きというには、この曲は重すぎるなと思ってしまう。
本当にラスト2曲。大走りの『天王寺減衰曲線』『あきらめのすべて』。
短い曲パンパンで締めるライブ大好き。疾走感の権化!
あきらめのすべて、「残り40秒!」て言ってから何回も何回も、「わからないことばかり」と音を掻き鳴らして声を枯らして帰っていくPK shampoo、本当にかっこよくてね…
他公演のセトリを見る感じ結構変えているんだなと思った。とりあえず京都線が聴けて嬉しかった。
名古屋(確定)、新宿(確定)が残っている!
セトリはどう変えてくるかな、どんなMCかな。
なんかもう、なんもリリースしなくてもツアーはしてくれ。
2024最高のライブのスタート切りました。
若干無理してでも楽しくいろんなバンドの公演いっぱい行きたいな((o(^∇^)o))
お金稼ごう。バイト行ってきます。
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