『ファンを掴む 書く力 を身につける 文章講座』を受講しました②


 以前、『ファンを掴む 書く力 を身につける 文章講座』を受講しましたというタイトルの記事を書きました。内容は表題にあるように、書く力を身につけることに主眼を置いた、オンライン講座の第1回目の講義です。講師は引き続き、田中泰延さん。

 先日はその第2回目の講義がありました。
 講義といっても、今回は受講生が提出した200文字の自己紹介文を、泰延さんがその場で講評してくださるというもの。しかも、当初は受講生の課題をいくつかピックアップして講義の題材にすると聞いていたのですが、蓋を開けてみれば、なんと全員の課題を時間内で見てくださることになったそうで。えー!こんなことあっていいんですか?

 ちなみに僕が書いた自己紹介文はこちら。

京都生まれ。

幼い頃から聞き分けが良く、大人にとって都合のいい子どもとして育つ。親の敷いたレールを素直に進み、大学在学中には母に勧められた会計士試験に挑戦するも、あえなく挫折。人生の貴重な5年間を失うこととなった。

この経験から「他者の価値観で生きていては幸せにはなれない」と気が付き始め、現在は自身の人生を取り戻すべく起業を画策、努力を続けている最中である。

甘いものには目がなく、好きな和菓子は最中だ。

 泰延さんからは「概ね良いけれど、どんな事業で起業しようとしているのかを書くと、もっと良くなる」というアドバイスをいただきました。

 まず嬉しかったのが、200文字という短い内容とは言え、自分の書いた文章が第一線で活躍するプロのライターでもある、田中泰延さんに褒められたこと。noteを書いている身としては、こんなに喜ばしいことはありません。
 
 また、この文章で一体何を伝えたいのか?という視点の重要性も改めて感じました。つまり、上記の文章には「自分は起業することによって社会に対して何を提供しようとしているのか?」という観点がぼやけているんです。それは本来、僕の自己紹介にとって、核になる部分でもあるはず。「起業を画策」という一言で済ませず、どういう事業をやりたいのか、もっと具体性を持たせて記述すると運命が開けてくる。そう言っていただけました。

 実は泰延さんも、電通を退職された後に起業されているんですよね。会社の名前は「ひろのぶと株式会社」。出版業界に対する課題を感じていらっしゃって、それを解決すべく実際にご自分で会社を設立されたんですが、その取り組みは社会実験的でもあり、めちゃくちゃ面白いです。

 そんな泰延さんが、ご自身の起業経験を織り交ぜた生のアドバイスをしてくださったわけです。これは、本当にすごいことですよ。感激という言葉を使ってしまうと、なんだか安っぽく聞こえてしまいそうなんですが、最早これは感激としか言いようがありません。めちゃくちゃ嬉しかったです。

 この自己紹介文は、今回の講義でいただいたアドバイスをもとに改善を施し、実際に使っていこうと思っています。

 そして、いつか自分の挑戦が形になった時は、改めて泰延さんにお礼を伝えたい。そういう日がいつか来ることを願いつつ、自分の人生を全力で歩んでいきたいと思います!

 それではまた!

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