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[36歳のラオス旅行記] 1.エピローグ[Vientiane]

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これは都内でサラリーマンをする36歳の僕が休職し、これからの生き方・働き方を見直す為に出た9日間の旅の記録です。
(この旅の記事まとめはコチラ→→https://note.com/ne1po_no_p/m/m260811d3e398

いつかこんな日々があったなぁと笑い飛ばせますように!



●ダイジェスト

往路で早速トラブル発生した、中国東方航空。それにより、予定外の「上海滞在」をすることになるかも?とワクワクな僕は早速いろいろと手配をし、いざ飛行機に乗り込みます。

上海に着いた僕を待ち受けていたのは、果たして「上海滞在」だったのか?その後のドタバタ乗り換え珍道中までを記録しています。

●エキサイティングな旅のはじまり

快晴の成田


雲行きが怪しいスタート

今回の旅はスタート時点でエキサイティングだった。
まず往路の飛行機でトラブル発生したのだ。

今回初めて中国東方航空という航空会社を使った(LCCではないのに、LCC並かそれ以上に安い、、!)のだけれど、予約してから知るのはその遅延率の高さ。
(曖昧な記憶だけど、遅延率80%とか?10本に8本は定時就航しないってこと?)

ちょっとよく意味がわからなかったのだけれど、それは僕も成田空港に到着してから実感したのだった。

予想よりも混雑していない成田空港で順調にチェックイン、出国手続きを終え、余裕を持って搭乗口へスタンバイ。

そろそろ登場開始かと思ったところ、どうやら「遅延」しているらしいのだ。しかも2時間半ほど。
僕は今回同じ中国東方航空の便を上海でトランジットして、目的地へ訪れる予定なのだ。

今回の乗り継ぎ時間が3時間。
つまり30分で乗り継ぎをしないと、間に合わない。
というか、たぶん間に合わない。笑
調べてみると、上海→ヴィエンチャンの便は1日1便。乗り換えできなければ、24時間後の便に乗るしかない。

さぁ、どうする、俺?!(ワクワク)

●中国滞在に期待ふくらむ

アリペイ、登録完了!

僕がいちばんに頭に浮かんだのは、「もしかして、上海で一泊できるかも」という事。
中国には数年前からずっと行ってみたくて、しかもトランジットで短期滞在する旅行者にはビザの免除がされているらしいのだ。今回がそのチャンスなのではないか?

そう思った僕がまず行ったのは、中国に行く前に「Alipay」の登録をしておく事。
Alipayとは、中国で最も主流なQRコード決済。今までは確か中国の口座がないと登録できないなど、外国人旅行者には不便なものだったのだが、ここ最近で海外のクレジットカードを紐付けて支払えるように進化したことを知っていた。
旅系ユーチューバーがここ1年くらいで中国の旅行動画をあげ始めたのは、これと先述したノービザ特例が主な理由だと思っている。

ちなみに、もしも遅延したら、飛行機の振替や予約済ホテルのキャンセル、新たな上海ホテルの手配など色々金銭的な事も懸念されるが、今回はそれを見越して海外旅行保険に「遅延補償」をしっかりと付けておいたのだ。それにカウンターで手続きさえすれば無償で航空会社御用達のホテルに宿泊させてくれるらしい。さすが「遅延慣れ」しているだけあるな。

●成田離陸、そして、、

この時点でだいぶ空腹だったのでありがたい

話は成田空港に戻し、遅延された飛行機は更に遅延しながら、上海へ向けて飛んだ。中国東方航空はLCCではないので、久々の機内食にこっそりとテンションが上がり、青島ビールもいただいた。(うめぇ)

その上空で気付いたのが、日本↔︎上海間の時差が1時間あること。そのため、予想していたよりも1時間は多く、トランジットの時間が確保された。すでに上海滞在するつもりだった僕にとっては嬉しくない誤算だった。

そして上海に着くなりトランジットカウンターへ向かい、チケットを見せる。
僕以外にも多数の人間が、そこで係員にチケットを見せては、指示を受けている。大半の人はただ一言、「Going down!」とだけ言われてその場を離れていった。どうやら間に合った人は下へ行き、乗り継ぎしろという事らしい。

この時、僕は「乗り継ぎ間に合う」より「乗り継ぎ間に合わない」方に予想と期待の心が傾いていた。「俺には言わないで!Going downを!」

僕の番、無愛想なその女性が発したのは、他の大多数に言っているのと同じ台詞だった。僕もどうやら乗り換え間に合うみたいだ、、、。

●僕史上最速のトランジット

Go!Go!ステッカーを貼られた僕

「Going down」した僕は、気持ちもGoing downしながらも(うまい)、本来乗る予定の便に乗るために空港内を進んだ。

もう一度トランジットを確認するカウンターに出くわし、「Going downチームですよォ」と呟きながら、その係員からの詳しい指示を待っていた。

そこで僕はなにやら丸いステッカーを体に貼られ、今度は「Go! Go!」と叫ばれた。

どうやら僕の便は間に合うけど、「ギリギリ」らしい。とにかく急げと複数人の係員が僕を急かす。

「間に合わなくてもいいんですけどー!!」と言いながら僕は片腕に持つリュックを揺らしながら、小走りで進んだ。

トランジットでも、手荷物検査やらなんやらの手続きは必要で、僕は体に貼られた「Go! Go!」ステッカーのおかげで早めに通してもらった。どうにかしてこのステッカーを保管しておけば今後の旅行に使えるな、、?笑

僕は急かされるのが大嫌いだ。自分のミスで時間がなくなったのであればまだしも、今回は僕に落ち度は何もない。(あるとしたら東方航空を選んだことくらいか)

もしもここで僕が急がなかったせいで乗り逃してしまった場合、僕の責任になり、上海でのホテルも確保してもらえなさそうだ。などと考えているうちにいつの間にか「遅れてスミマセン!!!」みたいな気持ちで最後の方は走っていた。気づいたら「Go! Go!」ステッカーは洋服から剥がれてしまっていた。

結果、無事に予定の便に搭乗でき、しかも割と離陸まで時間に余裕もあった。
「こんな走らなくて良かったやん、、、、!」

予定では3時間のトランジットが、わずか25分で済んだのだ。いままで何度かトランジットの経験はあるが、これは僕史上最速だった。



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