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爆モテ!84歳のおじいちゃんとディズニーシーに行ってきたよ!

※2023年春頃の情報ですので、現在は仕様が変わっているかもしれません。必ずご自身でパーク公式HPを確認してくださいね。

高齢者をディズニーシーへ連れていくには不安がありませんか?
車椅子をレンタルすることを前提に、準備したことや当日の流れなど、備忘録も兼ねてお伝えしていきます。※ある程度ディズニーに慣れてる人向け

ビリーヴ中止でした😭
抽選も全て外れたのでショーパレに関する話はありません。


準備をしよう!

とりまおじいちゃんのスペック。
糖尿病、耳が遠い、人工肛門、歩くの嫌い、ひょうきん者
認知症じゃないけどボケてきたからすぐ忘れちゃう

画面には馴染みがないのでガイドブックを一緒に見て乗りたいアトラクションを決めました。

パークのバリアフリーについて確認しよう!

https://www.tokyodisneyresort.jp/tdr/bfree/supporttool.html

とにかく公式HPを熟読するように!
HPを見ても分からなかったこと、インフォメーションブックを送ってもらうついでに気になったことを質問をしましょう。

聴力に問題のある人のためにハンディーガイドを貸し出しているそうですが、2つのことを同時に頭に入れるのは難しそうだったのでレンタルするのはやめました。
紙で内容がわかりやすいものがよかったのですが、現在ストーリーペーパーの配布は行なっていないそうです… ※2023年4月

車いすの練習をしよう!

我が家のおじいちゃんは歩くのが好きではないので、車いすをレンタルすることにしました。普段は自力で歩いているので、家族も補助は初めて。
操作方法の動画視聴のほかに、動物園など車いすを無料でレンタルできる施設で練習をしました。

主治医に確認しよう!

高齢者となれば持病の一つや二つ、あると思います。
おじいちゃんは糖尿病なので先生からは、「低血糖にならないように」
「食事の時間が極端にずれないように」「少しは歩くように」など
アドバイスを貰いました。

交通機関を確認しよう!

手帳があると割引になる交通機関があります。
私たちは新幹線で向かったのでみどりの窓口で指定席を購入しました!
京葉線への乗り換えがしやすい車両を確認して予約をすると安心です。
あのなが~~い乗り換えの通路は、気合で。
リゾートラインでも割引は適用されますが、面倒だったので定価で乗りました。5割引きになるそうです。

レストランを予約しよう!

1か月前の10:00からレストランの予約ができます。
糖尿病なのでちゃんと米を食べたいのと獺祭のスパークリングがどうしても気になって!れすとらん櫻を予約しました。

持って行ってよかったもの

いつもの持ち物+αで役に立ったものを紹介します。
この日の天気は晴れのち雨でした。天気予報が雨予報から晴れに変わったからいけると思ったけどだめでした。そこそこ大雨でした。
いつもの注射針とかストマの替えは多めに持って行きました。

防寒着

特にシーは海風が吹く!4月の雨には小さく畳めるダウンが大活躍でした!
車いすを押す人に比べて乗っている人は動かないので暖かめの上着やひざ掛け、マフラーを用意してくださいね。
マフラーや膝掛けは圧縮袋に入れればコンパクトになりますよ!
レインコートはズボン型+ポンチョ型がよかったです。
雨が降りそうだったら靴下の替えも必須です!

クッション

れすとらん櫻での食事中、雨が降ってきたのですが外に置いてあったベビーカーは中に片付けられているのに、私たちの車いすだけが外に取り残されていました!!幸い雨はすぐ止んだのでクッションを裏返しにしてお尻を濡らさずにすみました。ひどい!
少しは振動を和らげることが出来るかなと思って持って行ったクッションでしたが、乗り降りをする方は座面の小雨をしのぐにも丁度良いですよ!

車いすの目印

リゾート内ではみんな同じデザインの車いすに乗っています。
レンタルの際にタグをつけてもらえますがもっとわかりやすい目印をつけておくのがおすすめです!私たちはバンダナを巻き付けていきました。

パークに着いたら

リゾラで一番前の席に乗ってたら子連れ様に「大人のくせに…」って小声で文句をつけられましたが、子供のための席ではないのでオッケーです!
高齢者様、強気で行きましょう♪

車椅子を借りよう

普通の手動の車いすは500円、電動は1000円でエントランスの施設でレンタルできます。外にたくさん並べてあるベビーカーや車いすが目印です。
シーは坂道が多いので電動を借りました。雨が降ったら使えないとのことだったので途中で手動の車いすに乗り換えましたが、電動の方が断然楽でした!パーク内ではほとんどの人が手動の車いすを利用していたので、何か私の気づかない利点があったのかもしれません。強いて言うなら、小回りが利く、とか?

シールを貰おう

誕生日が近ければぜひお誕生日シールを貰ってください!
高齢者というインパクトがあるのでキャストさんもキャラクターもみ~んなお祝いしてくれて爆モテでした。
おじいちゃんの感想はこうです。「緑の女の子(ジャスミン)がいい子でよかったよ!」
ミニーちゃんに「もうすぐ85だよ」って伝えたら凄く驚いてました。

それから、初めてディズニーランドorシーに訪れたなら、1st visitシールを貰えます!貰い忘れましたが。

DASに登録しよう

障碍者手帳などをお持ちであれば、DAS(ディスアビリティアクセスサービス)というものを利用できます。
長時間列に並ぶことが難しい場合、別の場所で待つことが出来るシステムです。全員分のチケットをスキャンして登録します。
感覚としてはファストパスに近いです。

ベビーカーの代わりに車いすをレンタルした子連れは利用を断られてました!手帳のない方は合流利用サービスというものがあるみたいです。

シールがいっぱい

とにかくたのしんじゃおう

船は交通手段

ロストリバーデルタから帰るのが面倒になったらスチーマーラインに乗ってみました。
DASは使えますか?と聞いてみると、車いすの利用者は待たずに乗れるそうです!キャストさんに着いて出口を逆流していくとあっという間に乗り場!
ただし、ビリーヴ!の準備が始まると運休になってしまいます。近くにいた車いすファミリーが絶望してました。
エレクトリックレールウェイもそうなんですかね?誰か教えてください。

ソアリンだって乗れちゃう

シーの大型アトラクションは絶叫系が主ですが、ソアリンなら乗れちゃいます!
DASを利用したらエレベーターでプレショーの部屋へ。乗り場への案内前に待ち列をそれて待機します。この間にキャストさんからファーストライドシールをいただきました♪

グリーティングが最強すぎる

フリグリで子供より先に話しかけてくれたりする、ちょっと申し訳ない

すごく寄ってくる

写真撮影はプロに任せちゃおう!

ディズニーでの写真撮影、アトラクション内だけだと思っていませんか?
実は、パーク内ではカメラキャストさん(フォトグラファー)が被写体を探して歩き回っています!ベージュの衣装に大きな帽子と大きなカメラが目印なので見つけたらぜひ撮影をお願いしてみましょう!
撮影後にディズニー公式アプリのQRコードをスキャンしてもらうと数時間後にアプリ内で確認できるようになります。
ダウンロードは有料ですが、撮影とプレビューは無料!自分たちでは撮れないような写真を撮ってくれます。写真を選ぶ時間も楽しいですよ!

帰ってきたら

おじいちゃんおばあちゃんとはスマホで撮った写真が共有できなくて忘れられちゃう…そんなことを避けるために、ディズニーフォトを利用してみませんか?
https://www.tdronlinephoto.jp
イラストフォトではスマホの写真をかわいいキャラクターのフレームで現像し、送ってもらうことができます!
購入済みであれば、カメラキャストさんが撮影してくれた写真も一緒に現像できますよ!

パーク内でも注文ができるので、当日受け取りを忘れない自信のある方は是非挑戦してみてくださいね!

https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/guide/photo.html


おじいちゃんは耳が遠いので車いすに乗ってると会話がしづらくてさみしかった…
今回は我が家のおじいちゃんの場合を紹介しましたが、人それぞれサポートが必要な部分や遠出をする上での心配事は違います。
このnoteがどなたかのお役に立てれば幸いです。

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