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続・カブについて。

続きです。

理想の株を見つける

実際に株を見つけるときにはスクリーニングを行って探します。
スクリーニングとは、条件を入れてその条件に合った銘柄だけを選別する機能のことで、選別するといった意味合いです。日本には約3700程度の銘柄があるためある程度の条件に絞り込んでから個別に細かいところをチェックするのが効率の良い株の探し方です。
スクリーニングは無料で行えるサイトもあり、有名なのは「トレーダーズ・ウェブの銘柄スクリーニング」などがあります。スクリーニングはとても奥深いものなのでここではよくつかわれるものの紹介をします。

業種でのスクリーニング

サービス業、通信、など業種で選別する方法。

大型株~小型株でスクリーニング

銘柄はその企業の時価総額(株価×発行株式数)の大きさから大型株・中型株・小型株に分類され、時価総額が大きい大型株ほどより多くの人が知っている大企業が多くなっています。株数が多くて売買が盛んなため特に短期で売買する人にはトレードしやすい銘柄です。

投資金額でスクリーニング

私みたいな初心者がまず手に付けるであろう、上限金額などで絞ったスクリーニング方法。

PER(株価利益率)でスクリーニング

PERでその株の現在の価格が割高か割安かわかるといわれています。一般的にPERの数値が低いと割安、高いと割高と言われているが目安の平均値は業種によって異なります。つまりサービス業⇔IT業のPERを比べる、といった行為にはあまり意味はありません。数値よりも
・同業同士のPERを見比べる
・その銘柄の過去のPERと見比べる
使い方が有用です。ちなみに
PER=時価総額÷純利益
で計算することができます。

PBR(株価純資産倍率)でスクリーニング

PBR=株価÷1株当たり純資産
→PBRが1倍の時に会社が解散したら株主には投資額がそのまま戻ってくるといわれています。一般的に1倍以上なら割高、1割を割ったら割安といわれます。

配当利回りと配当利回り変化率でスクリーニング

配当利回りのために投資をする場合配当利回り○%以上、というような明確な基準をスクリーニングに適用します。
利回りの変化率も重要な指標で、配当利回りがよくてもたまたまそうなっている場合があるため、継続して高配当かどうかも気にするポイントの一つ。
特に配当金目的の投資の場合は長期間安定して利益を得られるかどうかが決めてとなるためキャピタルゲイン目当ての投資より注意深く銘柄を選ぶ必要があります。

最後に​

実際にスクリーニングサイトで軽く絞ってみましたが、案外1つの条件の身だと、多く残る場合なども多く、より自分の好みの銘柄を探すためには目的(キャピタルゲイン?インカムゲイン?投資額は?業種は?)をシッカリと決めていないと難しいなといった印象でした。手を付ける、以前にまず好みの銘柄の候補を知るためにもポチポチしながらいろいろな銘柄をチェックし、その会社の売り上げを見る、といったことをやりながら、スクリーニングサイトの使い方にも慣れていこうと思います。まだまだ続きます。ではまた。


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私の常日頃の生活をベースに、皆さんの役に立てたり、探しているものを紹介できたらと思っています。今後もよろしくお願いします!