2022.11.27 クラの初めてのマッピ選びと初めての調整

 楽器を買ったときについてきたマウスピースを使っていると、クラリネット経験者みんなから「リガチャーは二の次でいいからマウスピースは早く買い替えた方がいい、一気に上手くなれる」と言われて随分と期間が過ぎてしまいました。
 そういえば木管楽器の人は年に一度くらいのペースで楽器を楽器屋さんに預けていたなあ。吹く頻度はまちまちだけど、年末は混みそうだから今のうちに行った方がいいよなあ。
 あ。ここクラリネットフェアをしているぞ。
 というわけで行ってきました、DACさん。マウスピース選びで本当にいろんな店員さんにお世話になったので宣伝しときます、新大久保のDACさんです。

調整

 その場で少し預かって簡単にチェックして見積もりして、本格的に預けるという流れのようです。
 というわけで申込書?を書いて楽器を預けて待つこと数分、調整不要ですとのこと。キィの曲がりもないし割れもないしタンポも綺麗だし、いい感じとのこと。
 ま、高頻度・長時間では吹いてないから当然かな、と納得しつつ、なんだか拍子抜けしてしまいました。これ次回いつ出せばいいんだろう。。。

初めてのマウスピース選び

 今回は諸事情あり、クラリネット吹きや何かしらの管楽器経験者を同伴させずソロで選んできました。やめた方がいいです、途中でオーディエンス欲しくなります、特にクラリネット初心者が一人で選ぶなんて、、、やめましょう。

 今回は二段階に分けて選びました。
第一段階:主要モデル吹き比べ
第二段階:個体選び

第一段階:主要モデル吹き比べ

 後述する6モデルを一本ずつ出してもらい、それぞれを吹き比べました。吹いた順に感想を並べましょう。いずれもバンドレンです。いきなり奇をてらうのはやめました。

5RV
一巡目:一本めで緊張していたものの、今のマウスピースより断然吹きやすい!宮本佳林ちゃんの歌声みたいなキラキラした音も出せそうな気がする!
二巡目:あれ?一巡目の吹きやすさはどこへ行った?息を細くまとめて出さないと全然音が出ないぞ?

5RVライヤー
一巡目:あれ?ライヤーになると一気に吹きづらいななんだろう?
二巡目:5RVと同じだ、息を細くまとめて出さないと全然音が出ない、、、、

M30
一巡目:自然体の私で吹きやすい。どの音域もちゃんと吹ける。発音も申し分なし。だけどなんかひっかかるな、道具に頼っているような気持ち悪さがあるな、、、
二巡目:やっぱり吹きやすい。でもドーピング感は否めない、、、

M30ライヤー
一巡目:あれ?M30ほど吹きやすくない。息の音がすごいする。うまく扱えていない感が満載だ。ライヤーと無印でこんなに違うの!?
二巡目:吹いてない。

B40
一巡目:息がするする入る一方で息の音がすごいする。これは扱いきれてないな。多分3のリードでもう少しクラリネットに慣れた状態で吹いたらいい音出せる気がするが、今ではないな。
二巡目:吹いてない。

B40ライヤー
一巡目:B40とほぼ同じ。これも論外。
二巡目:吹いてない。

シンキングタイム(長かった)
 というわけで5RV、5RVライヤー、M30の3つでハイパー悩みました。等身大の自分で吹きやすいM30か、ちゃんとコントロールしないと吹けない5RVや5RVライヤーか。。。
 サイズ等の諸表を見てもさっぱりわからん。
 しばらく悩んで店員さん(クラ経験者もそうでない方も数名助けてくれました)にもアレコレ聞いていると、途中で私の楽器観を思い出して、無事に?M30を選択肢から除外することができました。

(完全な余談)
 ちなみに私は次のような楽器観を持っています。
 「ミスは楽器のせいではなく自分のせい」
 「調子が悪いのは楽器ではなく自分」
 「楽器のせいにしない」
 「吹きこなせないのは単に練習不足だから」
 「楽器の要求事項にこちらが合わせるべきだ」
 この楽器観と照らし合わせると、M30は楽器に頼っている感が強く、また、5RV系を吹きこなせない自分に腹が立つので、M30を候補から外した訳です。(B40系は5RV系の次なら吹ける自信があるのでノーカンで、、、)
※楽器に頼っていいんだよと考える人もいますので、そこは自分の思想で選んでください。私もチューバの場合は、工夫して練習しても思うような成果が出ないので、マウスピースを新調することで壁を突破したこともありました。

第二段階:個体選び

 5RVと5RVライヤーを追加で2本ずつ出してもらい、合計6本から再度選定続行しました。この際は、いつもは2半のリードを使っていますが、半年後くらいを見据え、3のリードでも試しました。

 結果、5RVライヤーの中で、かなりキラキラした音が出る、ぎりぎりコントロールできる個体を発見したので、それにしました。
 閉店時刻が迫っていたので、ウルトラダッシュで決めました。次回吹いたときにちょっと後悔しそうだけど、まあ、いい音出たって実績もあるし、あとは練習あるのみ!またグルーサン先生を第一課程の1からやり直しですね!

余談

金管からリード楽器への移動

 クラファミリー、サックスファミリー、オーボエ系、ファゴット系。
 うまくいかないときに疑うポイントがありすぎてだいぶ混乱します。奏法、リード、マウスピース、リガチャー、楽器(キィの歪みとか管体割れ)、スワブ通した?組み立て方ミスった?トーンホールふさげてる?とかそのあたり。疑うポイントが多いのですが初心者にはどこが悪いかわからないことがつらい、、、、

金管からフルートへの移動

 リード楽器よりはシンプルらしいです。組み立てさえうまくできていれば、カバードキィなモデルならもうあとは自分のせいです。調整さえ狂っていなければ。わかりやすい。って、チューバからフルート吹いてみたよって店員さんとお話ししました。

小さいチューバ欲しい

 最近チューバを吹いていないのは、単純に重いからです。小さいチューバに買い換えようかなあ。Es管でも10kgくらいするやろうから、今のC管と変わらんかなあ。

 というわけで疲れましたね、おやすみなさい。

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