2023.12.27 ユーフォ日記
いつもと違うスタジオで練習してからレッスンへ。ふー。今日もなんだか難しかったなあ。
1h個人練習
ぐにょぐにょリップスラー
ぐにょぐにょにポルタメントをかけるぞ!と意気込んでもなかなか難しいもんで、スッと音が変わってしまう。特に上り。暗かったら目を開けたり、まぶしかったら目を閉じたりする感覚を口で使いつつ、まあこんなもんかと一周した。前回ちらっと感じた「最小限の労力」はわからないままだった。
ぱきぱきリップスラー
ぐにょった次はぱきぱきと。でもこれはこれで苦手。今日は特に下手だなあと思いつつ一周した。
今振り返ってみて思ったけど、もしかしたら単に口がバテているというか硬くなっているのかもしれない。次回はロートーンをぐりぐり吹きまくってみようかな。
音階練習でハイトーンを吹きまくる
疲れた音がするなあという感じ。響かないし、ハイトーンが思ったように当たらないし。ちょっと凹んで次へ。
曲練習
演奏会の曲と、ハロ吹とバッハを少しずつ。
スターパズルマーチはだいぶミスなく吹けるようになってきた。マードックは思った音色が出せないまま音だけが並んでいく。ストームライダーは落ち着けば吹ける。スターウォーズはほぼほぼオッケー。E.T.とシネマ・トリロジーは相変わらず音がちゃんと並べられない。演奏会まで日がない。焦る。
ハロ吹は思い出す程度にとどめる。本当なら研究して誰かの歌い方に合わせたいけど、クラシックな吹き方と並行してやるのはちょっと難しいかな。
バッハの二声のインベンションは本当に難しい。思っていたより音域が広い。あと動き方が慣れないパターンなので思ったより難しい。ぐぬぬ。
レッスンスン
仕事納めはいつなんだい?と聞いてみたら今日とのこと。え。なんかごめんなさい。
シリーズ質問
これってどういう意味だと思う?というなんとも投げやりな質問。2個のツイートに関して聞いた。なんとなーく理解した。美しさを見つけるのが上手いのではって話と、チューバはよく響いているときが楽しいよなって話だと。勝木さんのツイート見てたら粘土を触りたくなってきた。。
人間みんな素敵に見える。
— 勝木杏吏 Anri Katsuki (@anrisan2020) December 5, 2023
デッサンとか塑造で1番学んだというか手に入れたのって間違いなくそこ。
タンギングしたら自動的に音が出ると思ってる間は唇が振動し始めるワクワク感は味わえていない。
— Hiroaki Shiomi🤩おみしー師範代👍🏻✨ (@shiomi_hiroaki) November 29, 2023
この楽しさを知らずにテューバを吹いてるのは勿体無い…と言う話を生徒たちによくする。
美味しいものを食べる時と同じ。
口に運んで咀嚼し始めた時のあの感覚。
振動を楽しむのがテューバの味わい方。
シリーズ助けて
ドッペルトーンに悩む野田氏、ついに先生に助けを乞うの巻。
まずは症状の説明を。ドッペルトーンになる音は限られていて、チューニングB flatのすぐ下のAやGあたり。基礎合奏か、曲中で弱く吹くときに出やすい。ハイトーンを吹き散らかした後が顕著。ドッペルトーンが出ている時の感覚は二種類あって、下唇に海苔が貼り付いているような感覚のときと、声を出しながら吹いているときのようなくちびるの振動がザラザラしている感覚のとき。
と、説明をしたら、吹いてみる前に解決策をすらすらと言われてしまった。再現させるのに苦戦した数十分は一体・・・・。
いわく、海苔が貼り付いているときは、吹きすぎて口が制御不能な状態になっている。声が出ているようなときは、息の流量とアパチュアの大きさが合っていない(片側一車線なのにたくさんの車が来て渋滞しているような感じ)。
声のとき、思い当たるフシが全くないのだが、と思ったら次々出てくる指摘。叫ぶようなフォルテを吹いた後だとノドが開いているかもよ、君は唇を閉じているけど口は開いているよ、しゃべるように吹くといいよ、とかとか。心当たりがあったりなかったり。
もっともドッペりやすい音階練習を何周か。上手だから再現し続けるのってできないんだよな。ドッペっているときに渋滞しているのはよくわかった。省エネで吹くように気を付ける。
バッハやってみよう
どうせなら音階よりもうちょっと難しいことをやりながら渋滞回避を意識しようぜ、ということでインベンション。吹いてたら渋滞回避よりもそもそも音が並ばない方に意識がいっちゃってなんだかなあだった。くやし。
と、ピアノだったら「バッハの弾き方」というのがあるらしい。バッハの存命当時にはピアノ(やチューバやユーフォ)なんて存在しないので、チェンバロを念頭に置くらしい。まあそうだよな。というわけでユーフォやチューバで吹く場合もチェンバロを念頭に。もっとぱりぱり吹いてよいそうだ。クリームをたっぷり塗ったホールケーキを念頭に吹いてたのだけど、パイの実みたいなのを念頭に置いた方がいいかもな。おっけー。
年明けの演奏会に来てくれるらしい
ちょっと緊張する。まあでも、やれることをやるだけ。楽しくテンション高く吹くぞ。
来年は演奏会とハロ吹が終わったらチューバに戻る。やっと戻れる。
今回のわがままで久しぶりにユーフォを吹いて思った、チューバの方が攻略しがいがある。大学生のときにだいぶやり切ったので「思い出す」作業でだいたい乗り切れたのと、大学生のときに感じたように天井がすぐ近くにあるように感じるのとで、心の底からユーフォを楽しむことができなかった。悔しいかな。でも私の本職はユーフォだよ。
チューバに戻ったらまずは音階練習だな。指を思い出さないと。
の、前に年末年始で最後の追い込みだな。