2023.09.16 チューバ日記

 なんだかお疲れモードな土曜日。重い体を引きずって練習へ。

 今日のテーマは「前のめりにならず穏やかに」。
 おかわり団のコンサートで得た「響かすとはどうもこういうことらしい」という感覚、ハローのコンサート(というかその後ループ再生で聴いている曲)で得た「フレーズの中でのアクセントの置き方」、動画でインストールした「お腹の支え」を意識して。

お昼の楽団

 あんまり好きじゃない指揮者の合奏の日。しぶしぶやりましょう。

 楽譜ヅラは簡単そうなのに体力が持っていかれる曲、弱い音でスタッカートなんて気を遣う楽譜が多い曲、ロートーンをごりごりぶっぱなすテンションイケイケの曲、基礎練習みたいな曲、エレキベースじゃないんだぜと言いたくなる曲をそれぞれ通した。

 おおむね自分の中では合格点なのだが、どうにもうまくいかないのがポップスのフレーズ感。吹けてないのもあるけれども、なんだか変。ちゃんとアクセントは置いているつもりなんだがなあ。

 「前のめりにならず穏やかに」はうまくできたと思う、いつもよりブーンと響く感じがあったから。と思ったけど、耳栓を使ってなかったからかもしれない。また来週の練習で判断しよう。

 あと、テーマは奏法だけのつもりだったのだが、つまり、息をがーっと入れないことだけを意識していたのだが、そうやって重心(重心?)を後ろに置くと、周りの音も聴きやすくなったし、物理的に見渡す余裕もできた。たぶん、酸欠気味だったのが解消されたからだと思う。

 とはいえ自分の特徴だった音が平凡な音に寄った気がして、ちょっとつまらなく思った。のだけれど、守破離という言葉もあるし、自分が邪道というかチューバらしい音を出していないだけなのもうすうす感じているし、もう少し我慢してみる。


夜の楽団

 今日の服のテーマは「きゅうり」だったのだが、「画家みたい」と言われてしまった。ベレー帽でそういう印象を抱かせないの、難しい。

 基礎合奏での一コマ。
 基礎合奏を見てくれた木管の先生が、「東京都の全国大会常連の某吹奏楽団は、一日練習があったらチューニングに5時間、基礎合奏に3時間かけて、曲合奏は夕方になってからやるという話を聞いた。俺はそんなつまんねー練習はしたくない(から、基礎合奏のクオリティの底上げができるといいね、最初からクオリティ高めでできるといいね)」と言っていた。
 同感だ。
 一方で、その団体が学生に対して持っている影響力を思うと、いい加減昭和なやり方をやめなさいよとぶつけようのない苛立ちを覚えた。

 曲合奏は金管の先生が。同族だと思うと少し緊張する。

 ちょっとトリッキーな編曲のジブリと、中学生がよくコンクールでやるよねという曲をそれぞれさらっと返しつつ通した。

 たまには真面目にカウントするか、と思って八分音符を数えながらやってみたら、見事に走ってしまった。ら、隣のチューバの人から「なんか、めちゃくちゃです」と言われた。「めちゃくちゃて何やねん、ワードチョイスにデリカシーがないな!」と腹が立ってしまった。走ってしまったことならわかってるよと思いつつ、ムッとしながら、めちゃくちゃという言葉だけだと何が問題なのかわからないから修正できないよと返答した。ムッとしたまな話したのは大人げなかった。反省。

 ま、そんなこんなを乗り越えつつ、なんだかうまく吹けないな~と思いながら一日が終了した。

 こっちの楽団、やっぱり変な緊張をしちゃうな~。

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