2024.12.28 チューバの低い音で遊ぶ

 どうしてもチューバの low E を吹きたくて1時間だけ練習室に入った。


 まずはユーフォと同じ要領で音出し。3オクターブをざざざっと吹いてみて、息のコントロールができていることを確認した。チューバはわりと久しぶりな気がするのに、鬼門の low G やlow Fis もすんなり鳴った(クオリティはともかく鳴った)のでびっくりした。ユーフォでハイトーンをわりと攻めているのに鳴るから余計にびっくりした。ユーフォでもペダルからハイまで満遍なく吹いてるのがうまく作用してるのかな。


 音が出るのを確認したのち、低い音を使いまくるエチュード、その名も “Low Etudes for Tuba” の1番を久しぶりに吹いてみた。

 チューバのロートーンはとても難しくて、ゴボゴボした音しか出せない。そもそも音が出ない。それに加えて手が小さいので小指を酷使するロートーンは余計に苦手意識がある。

 とりあえず1番を吹いてみる。このエチュードはしばらく放置していたが、思ったよりラクに吹ける。相変わらずゴボゴボしているけど、前にこのエチュードを触ってたときほどゴボゴボしていない気がする。

 「低い音だ!やばい!」みたいな苦手意識が薄れてきているのも大きいかもしれない。「これくらい低い音。はい、鳴るよね、鳴りはするよね」くらいの気楽さには到達した。願わくはもう少し音色を磨きたい。

 これもレッスンの成果なのかなあ。最近はぜんぜんロートーンを取り上げてないから、来年のレッスンにこのエチュードを組み込んでみよう。


 低い音を吹けるのを確認したら、1月2個目の本番の曲をさらう。

 low E を吹くのやっぱり楽しい。なんかよく響いてる気がする。でも曲中にある跳躍はうまくできなかった。低い音の立ち上がりが少し遅くてだんだんテンポから遅れてしまう。

 跳躍すること自体はうまくできてるから、あとは立ち上がりを意識して気持ち早めに動くようにすればオッケーだと思う。

 まあ、編曲が鬼で、エレキベースと同じ動きをチューバに書かれてるのがそもそものアレなんだが!

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