2022.12.23 チューバ試奏

 いつもお世話になっている楽器屋さんがフェアをやっているのでね、どさくさに紛れて、吹いてみたかったあれこれを吹かせてもらってきた。

1.マイネルウェストン3450(C管、4/4サイズ)

 本当は2145を吹いたうえで3450を吹きたかったのだけど、2145はないそうで、ないものは仕方がないね。というわけで3450ですよ。これも吹いてみたかったんだ~。えへへ。巻き方が大好き。かっこいい。コンパクト。
 この楽器すごいね、どの音域も鳴らしやすい。あんなに苦手な低音(加線三本のAから下が本当に苦手で、「ドシラソ」と吹こうとしても「ドシラぼそぼそ」になっていたのが、普通に吹ける。びっくりした。え。なんで。
 あと五線譜の第二間のCより上の音が本当に大好きな音がする。ハリのあるパキッとした音。ここにいます!みたいな音。大好きだ・・・。
 どうしようほしい・・・・・

2.マイネルウェストン3450S(C管、4/4サイズ)

 Ursusは定価300万円で高すぎて買えないから、次点の本命。やっぱり楽器は銀色の方がかっこいいと思うのよね。うふふ。
 吹いてみたら、金色(ラッカー仕上げ)とはやっぱり違う音がする。自分の素の音がする気がする。ダイナミクスの差はよくわからなかったな。うーん、見た目を取るなら完全に銀色だけど、音を取ると金色とどっちなんだろう・・・・。冷静なオーディエンスが欲しいな・・・・。あ、吹きやすさは金色も銀色もほぼ同じ。

3.ウィルソン3050TFA5?(C管、4/4サイズ)

(型番忘れちゃった、合ってるかな)
 ウィルソンといえば重い!というイメージ。それが軽くなったらしいのでとりあえず吹いてみた。
 重いウィルソンの記憶がおぼろげなのでアレだが、うん、普通のチューバの重さだ。吹いた感じも普通にチューバだ。うん、万遍なく鳴るし、いいんじゃない?僕の好みの音ではないけど。

4.マイネルウェストン2250TL(F管、French Touch)

 もともとユーフォを吹いていたチューバの人なのもあってか、低音が壊滅的に苦手。だったら開き直って低音はあきらめて中音から高音だけに特化してみるのも手か?と思って初めてF管を吹いてみた。
 F管の比較対象がないので何ともコメントしがたいが、いい楽器なんだろうな。僕にはうまく扱えなかったけど・・・。あと、中音から高音だけに特化してみることを考えていたけれども、これだったらC管で出す高音の方が好き。というわけでF管さようなら。

5.イーストマンEEP526S(ユーフォです)

 楽器の情報収集は頻繁にやると新しい楽器が欲しくなるのでしないようにしているが、フェアのチラシを見たら、イーストマンのユーフォがあるではないか。イーストマンはチューバでしか見たことがなかったけど、ユーフォにもあったのね。知らないメーカーだし、吹いてみたいな。というノリ。
 というわけで吹いてみたけど、ちょっと音が軽いかなあ。好みじゃない。フォルテが鳴りきらない感じがする。吹奏楽コンクールの地方大会金賞常連校で使ったら消し飛びそう。あとなんか音が塩味。カクテルのマルガリータとか、海水みたいな味。
 まとめ:好みじゃない。


最後に、吹きたかったけど吹けなかった機種たち。そもそも日本に入ってるのかなって楽器もあるし、売れちゃった楽器もあるそうで。

・マイネルウェストン2150(C管、4/4サイズ)
・マイネルウェストン3225S(C管、4/4サイズ、Ursus)
・マイネルウェストン2260RA(F管、Wilfried Brandstotter)
・その他よさげなEs管

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