2023.10.07 チューバ日記

 演奏会だった。時系列でダダダッと書く。

1.会場入り

 いつも困るのが荷物。本番用の靴や衣装は本番直前に身につけたいから、自ずと荷物になる。リュックを抱えてチューバを背負うので、会場入りした時点で少し疲れてしまうのが悩み。

 地図を見ないでフラフラ歩いたら少し迷ってしまったけど、無事に集合時間に到着。

2.音出し

 打楽器搬入や舞台設営が終わったら楽屋で音出しタイムだった。小さな部屋にチューバが集合して音出しをしたのが、学生の頃に教室で練習していたことを連想させておもしろかった。

 どんな内容で音出ししたかさっぱり忘れてしまった。困った記憶力である。ルーチン化できるように少し考えた方がいいな。

3.リハーサル

 舞台に集合してから合奏が始まるまでに少し時間があったから、以前レッスンの先生が言っていた「力んで吹いても聞こえていない、ラクに吹いた方が響くから聞こえやすい。これは舞台に人が少ないときだとわかりやすい」を試すつもりだったのだが、私が舞台に乗った頃にはみんな音出ししていたのでよくわからなかった。

 リハで数曲やるまで音ミスを連発してしまったので、音出しにミスってたのだなと思った。低音域を中心に音出しして柔らかく仕上げたつもりだったので、この結果は想定外だった。

 そうだ、ピアノ椅子デビューしたんだった。備え付けの椅子でも演奏できなくはなかったが、せっかくなので。椅子はわりとガチャ要素があって、一番苦手なのは座面に傾斜がついているもの。今回の会場の椅子は傾斜こそなかったものの、長時間座るにはしんどい椅子だったので、自由に調整できるピアノ椅子をチョイス。これがよかったのか、プログラムが激重だったわりにそこまで疲れなかった。
 次回からはピアノ椅子を借りることにしよう。

4.本番

 そこまで大きなミスもせず、無事に終わった。

 途中でアパチュアが広がりかけたのを修正できたのと、途中でピストンの動きが鈍くなったので舞台上に持ち込んでいたオイルを注したり、コンクールでの失敗はうまく回収できた。

 今回はエレキギターとエレキベースがあって、チューバの後ろにいたから、アンプ2個が背後にあった。これがけっこう耳にきた。終演後、右耳がちょっと死んだ。ザリザリ雑音がした。数時間後には治っていたのでよかった。

 右隣に座ったチューバの人、ところどころ楽譜にないペダルな音を吹いていた。それに乗っかって吹くの楽しかった。響きの多い低音に乗るってこんな気持ちいいんだなと思った。

5.一時帰宅

 打ち上げに行くか激烈に迷いつつ、眠気と疲労に負けそうだったので楽器と荷物を置くために一度帰路についた。演奏会に来てくれた親と途中で合流して、少し荷物を持ってもらって、なんとか帰宅。

 荷物を下ろしたところ思いの外元気だったので打ち上げへGO.

7.打ち上げ

 団体によって打ち上げの雰囲気が全く異なるのがおもしろかった。練習の雰囲気が異なるのだから打ち上げの雰囲気が異なっているのは当たり前ではあるのだが、あまりにも顕著に異なっていたのでびっくりした。

 よく考えたら、午前リハ午後本番夕方飲酒って体にめちゃくちゃ普段がかかる流れだ。そりゃリカバリに時間かかるわいな。

 どんな流れかは忘れたがあれもこれもやりたいという話をした。曲ではなく楽器の。私は興味の対象が多く、ドラムセットをやってみたいとか、トランペットをやってみたいとか、ホルンをやってみたいとか、いろいろある。一時期はわりと真面目に全部の金管楽器を演奏できるようになりたいと思っていた。けれどもそう思うのは少数派みたい。
 うっかりC管ロータリートランペットが欲しくなった。

8.一人反省会

 すぐレッスンだし、先生もしかしたら聴きに来てくれてるかもしれないから答え合わせできるようにと思って打ち上げの帰り道で反省会。
 自己評価が先生と合っているか答え合わせするの、ドキドキするな。間違ってたら悲しい。

9.明日から

 ユーフォに頭を切り替えねば。普段C管だからB管への切り替えも必要。

いいなと思ったら応援しよう!