2024.07.27 チューバ日記
先日、マウスピースポーチに入れた状態ではあるがマウスピースを落としたことを思い出して暗澹たる気持ちで練習会に向かう準備をした。幸いにもマウスピースはへこんでいるようには見えなかったが、それでも気持ちはへこんだ。某高級マウスピースメーカーのホームページが復旧(復旧?)したのでマウスピースポーチを買いたい。転ばぬ先の杖。
そう、数日前に唐突に自分の使っている楽器の特性を教えてもらったのを思い出したのだ。私の楽器は一本でバンド全体を支えること「以外」ができる楽器だそうだ。楽器の特性に加え、私の音は芯に全振りしているので、一本だけでバンドを包み込むなんてできるわけがない。無理なフォルテの無駄打ちをしないように気をつけよう。
音出しタイム
PBLやドレドシ以下略はなんだか下手くそだった。息がブレブレというか音の高低や管の長短に翻弄されている。あと音程がひどい。気が滅入る。バズィングに重きを置いてひたすら反復練習だ。何か取っ掛かりが得られたわけではない。
ハートレー第一楽章は、チューバの先生に指定された位置でブレスを取ってもフレーズを見せきれてなくて凹んだ。そりゃ見かねてブレス位置を指定するわけだ。。。とはいえ練習あるのみだ、やろう。
音楽祭
たまにちゃんと音源を聴いたら、上行系と下行系を同時に使って世界を広げる技法(技法?)を多用していることに気がついた。つまりはアクセルベタ踏みのように吹くのではなく響きや音程感を見せることが大事なんだな。
ハートレーでの教訓を適用してブレス位置を増やしたら、ベタ踏みしないよう気をつけたのもあってか景色がよく見えた。やっぱり息を使い切らないことって「演奏」をする上で大事なんだな。
今回はやりたかったことをほとんど全てできた気がする。上出来だ。アクセルをベタ踏みしたみたいなフォルテをしない、ノドを開けない省エネなフォルテを出す、音色を多少変える、弱奏でのアタックは柔らかく。この曲を演奏するのは2回目だからか余裕がある。よしよし、この調子。
ヒロイン
長い音ほど細かいビートを感じて、をなぜか自然に実践してた自分がいて驚いた。でも周りと合わなかったのでどうしよう。
全音符が連続するところで、小節の変わり目ごとにブレスしたら死にそうにはならなかったけど、細かくブレスを取るのが連続すると息苦しくなる。何か間違っているのかな。
ジャパグラ
細かい動きがあるところで息を吸うところがわからなくて自滅してしまった。あと同じところは自分にも音がきこえなくてベタ踏みな吹き方をしてしまって余計に消耗した。ベタ踏みしても無駄ってわかってないのかよ私は…
おそらく同じところだが、自分の演奏から出てくるビート感がとてもダサかった。おそらくアクセントというか重みをつける位置が誤っている。
レッスンの先生に息を吸うところとフレーズ感を相談しよう。
そう、メドレーのうちのウィーアー!も改めて原曲を聴いたら陽の曲だった。なんというか、大人ではなく少年の曲。あの時代のワンピースだもんな。そりゃあんなテンションになるな。
ロンドンデリー
随分慣れてきた。弱奏で口を閉じるという注意はだいぶ板についてきた。周りを見渡す余裕も出てきた。ひとつだけ、最後の方でしっくりこない和音があるからスコアを見せてもらおう。
ラデツキー
どんなアタックで演奏するか、チョイスをミスってたくさい。特に trio は息でタンギングするぐらいでいいかもしれない、シュトラウスの時代はコントラバスだろうからそんなにハッキリ立ち上がらない方が雰囲気出るかも。
その他
そこまでバカみたいなフォルテを吹いていないはずなのに序盤からブレスの度にダメージが蓄積していくのを感じた。楽器を吹くときはうつむき気味にしているのだけど、それだとノドが渋滞している感じがして、逆に気持ちアゴを上げた方がブレスをとりやすいように感じたので、次回からはそうする。
夏場は涼しく感じるタイプのアームカバーがめっちゃ効くと知った。腕は日焼け止めと汗でベタベタになるが、アームカバーをすればそもそも日焼け止めを塗らないでよいし、何より体感がサラサラ。あとはチューバも汚れない。素晴らしい。
Es dur と As dur は似たような色に見える。 BEYOOOOONDS でいうと高瀬さんと前田さんのメンバーカラーくらい似てる気がする。(曲中でDにフラットが付くか付かないかよく間違うことへの言い訳)てかそれくらい異なるならちゃんとわかりなさいよ私、、、
最近、練習会終わりや翌日にくちびるがヒリヒリしたり腫れたりするし、不意にドッペルトーンにもなるし、何かバランスを崩してしまっているように感じる。
オクターブの跳躍を軟弱なくちびるにやらせてるのが悪影響なのかなと思ったけど、たぶん最も悪いのは音量だ。合奏もソロも音量差をもっとつけたくて大きくする方向に挑戦したけど、無理のある吹き方だったからかもしれない。
小さい音だったとしても、うまく吹けたら少ない息でもホワァ…と広がるから、目指すべきはこっち方面だ。
音量ではなく整った音を目指そう。