2023つくば100キロウォーク歩行記第5ステージ
夜明けまでには、時間がある。
できる限り進んでおきたい。肉刺もでき始めている。
旧国道6号を横断して、虫掛までの暗い道を進む。
虫掛の無駄に明るいトイレを借りて先に進む。
常陸藤沢駅跡を通過、ベンチで休んでいる人をちらほら見かける。
速く進むのは良いが、ブレーキがかかった時の復調は難しい。三浦半島周遊のDNFで痛いほど身に染みた。
個人的には、歩きなれたコースなので、無理して進んでも何とかなる気がするのはアドバンテージになる。
珍しく空腹感を覚えたので、こんにゃくゼリーを摂取。完全に胃が空っぽになると吐き気に襲われそうなので胃にものを入れておく考え。
田土部を通過したころ、肉刺の違和感が気になるが、残り10kmを切っているので、何とか気持ちをつなぎとめる。
田土部の陸橋から、小田の陸橋を目指し、通過したら小田城跡、北条新田の陸橋を目指す。
この辺は、最後のすれ違いエリア。ゴールを目指す参加者には最後まで歩いてほしいと心から願う。
みんな、何かしら苦しいんだ。
車止めの点滅ライトがなくなると目視で確認できる目標物を目指して歩く。
まあ、歩きなれたエリアなので気が楽だ。
常陸北条駅跡を通過して、漆所、常陸大貫駅跡を通過して、残り1km。
楽な100kmウォークなんかないとはよく言ったもので、いつも通り、最後までつらい。
ゴールテープを張ってくれているが、こういう時どうしたらよいかわからず、テープを握ってしまう。
きっと、胸のあたりにテープを張る形で、ピースサインやガッツポーズなんかすれば絵になるのだろうがそういうのはよくわからない。
なんとか18時間30でゴール。第5ステージ終了。
いまさら何ですが、ゴール時間及び途中経過時間は、5km/55分設定のファンタジー。