ダイソーCOBライトを撮影で使えるように
ダイソーで購入したCOBライト、カメラ越しだと点滅するので、点滅しないように改造
以下のつづき
分解、改造は危険です。本情報によって発生した不利益に対して、筆者は一切責任を負いません。商品に感謝と敬意と愛情を持って、改造させていただいています。ありがとうございます。
押しボタンを取り外す
既存のボタンは、ラッチ式の押しボタンではなく、ICでモードを保持する構成
そのまま利用するのは難しいので取り除く
メインのICを動かないようにする
ICは、ボタン操作の結果を保持したり、LEDの電気を制御したりしている
このICを使うと、PWMになってしまうので使用しないようにする
そのまま放置してもよいのだが、オンになっていると、トランジスタのベースに電気を流して、電力の無駄なので停止する(IC自体も電力を消費する)
しかも、オンなのか、オフなのかがわからない(回路を変えてしまったので)
ボタンを押した回数で変わる
LEDなどを付ければわかるが、バカらしい
バッテリのプラスにつながっている1番ピンをあげて、電気が流れないようにする
足を折らずに上げることができた、はんだのテクニックも日々向上していると感じる
他の方法として、チップの右にある100と書かれたチップ抵抗を取り除いてもよさそう
回路を変更する
以下のような回路に変更した
抵抗は、明るさを見ながら10Ωにした
若干、暗くて、LEDの丸の形がみえてしまう
面光源として機能していそうなので、よしとした
10Ωのとき、100mA程度の電流が流れるので、0.1W程度の電力になる
今回、電子工作入門キットに付属していた抵抗を使っていて、定格電力が不明
ちょっと心もとないので、点灯して放置するような使い方は禁物である
可変抵抗による明るさの調整も考えたが、ノブと筐体を作るのが大変なので、今回は採用を見送った
可変抵抗の定格電力も不明だったのも、採用を見送った理由のひとつ
無事に、カメラで撮影しても点滅しないCOB LEDになった!
抵抗を付けずに3.7VをCOBに供給すると?
COB LEDが故障したら嫌なので、テストするつもりはなかったのだが…
電圧や電流を計測するとき、線をひっぱり出して作業をしていると、
思わぬ意図で、回路に電気を流してしまうことがある
特にGNDは、そこら中に存在するので、引っ張り出した端子がGNDに接触すると電気が流れる構成だと、やらかしてしまう
今回の場合、USBの端子の外側部分がGNDになっていて
「USB端子のGND」に「線の端子」を接触させてしまい、3.7V近くの電圧でCOB LEDに電力を供給してしまった
2回ぐらい、数秒程度やらかしてしまったが、幸い壊れなかった
バッテリを着脱式にする
導通するような線はひっぱり出さない
絶縁された端子(ピンを挿入する形式のソケット)にする
など対策が必要
既に思わぬ形で試しているので、おそらく壊れないだろうと高を括って、3.7Vで電流を図ってみることにした
1.29A程度の電流が計測された、壊れないCOB LEDすごい!
次回は、3Dプリンターで筐体を作って収納しようと思う