パルチザンを応援したい Part.1
バスケのシーズンが始まった。この時期になるとどの時間帯でもどこかしらでバスケットの試合がやっているので、忙しい。
そんな中、今シーズンは個人的にユーロリーグを見てみたいと思った。
きっかけとしては、昨年のワールドカップから、いわゆるレブロン、カリーなどの「1軍」は出てこなかったとはいえ、NBA軍団のアメリカ代表を押しのけて優勝したドイツや準優勝のセルビアのバスケットが素晴らしく、またそのチームに在籍する選手の多くがユーロリーグでプレーすることから、彼らは普段どのようなプレーをしているのだろうか?ということが気になり、見たいと思った。
ただ、昨年はなんとなく試合見たりはしたものの、なかなか熱が入らず、結局BリーグやNBAを見るのに忙しく、せっかく契約したユーロリーグTVを活かし切れずにいた。
今シーズンこそは、ちゃんと見ようということで、じゃあどうすればいいか?と考えたとき、やっぱり推しチームを決めてそこを中心に見ることが一番の近道だと思い立った。やはり主観性こそがスポーツの本質である。
ということで、じゃあどこを応援しようか?と考えたとき、自分の中で2つの評価軸を設けて決めることにした。
①バスケット自体が面白いクラブであること
ユーロリーグを観る理由は、レベルの高いバスケットを学ぶことであるので、その中でも戦術的に優れているだろうクラブを見て行きたかった。
②応援が熱狂的であるクラブであること
ヨーロッパのクラブは、熱狂的な応援でよく知られているが、やっぱりこういう独特の雰囲気があるクラブが「らしくて」いいかなと思った。
特に、セルビアのパルチザン、レッドスター、ギリシャのパナシナイコス、オリンピアコスらは、熱狂的で雰囲気だけでもおもしろいため、せっかく応援するならこういったクラブがいいなと思った。
これらの点を踏まえて、じゃあどこにしようかとオリンピックあたりから逡巡していたが、オリンピック中のセルビアのバスケットボールに心を打たれた。特に対アメリカの、ヨキッチを中心とした徹底的にロジカルな試合運びは感動を覚えた。惜しくもレブロン・カリー・デュラントらのスターパワーに最後は押し負けた形となったが、ヨーロッパバスケはアメリカのスター集団に追いついてきたことの証左となった試合と言える。
そんなこんなで、やっぱりセルビアのほうがいいかなって思ったし、名将と名高いオブラドビッチのバスケを見てみようかと思い、「パルチザン」を応援しようと決めた。
そんなこんなで、じゃあユーロリーグが開幕した。
ABAにも参戦しているが、とりあえずはユーロリーグだけを見ていく。
目標としては全試合を観るので、一試合ずつプレビューかレビューを書いていきたい。
この記事を書くのは開幕前に書こうと思っていたのだが、すでに開幕戦(vsバスコニア)が過ぎてしまった。
レビュー記事は近々上げたい。
需要はないだろうが、元々は自分のアウトプット用なので…
ということで、本連載は今シーズン続く。
途中でパルチザンの選手・クラブ・スタッフの紹介、対戦相手の深堀りをしていきたい。
以上、続きます。