(12/24)部誌の製本〜完結編〜
大衆文化研究会(大文研)は大変に自由な部活(サークル?)で、やりたいことを勝手に提案して賛同してくれた人と楽しんだり、好きなものを薦めあったりする活動をしています。しかしそんな大文研にも、数少ない必ずやらねばならぬ責務があります。その一つが部誌の発行です。なぜなら、不定期でも機関紙を発行していないと団体の継続が認められないから↓...
クラブは、「体育系クラブ 公式試合年2回以上参加」 「音楽系・芸術系クラブ 発表会年2回以上開催」 「学術系クラブ 発表会・展示会年1回以上、機関誌発行」を満たしていないクラブとして継続できません。
そんなわけで、大衆文化研究会は通常1年に3回、部誌を発行しています。
新入生歓迎号・・・新歓期間に新入生に配布する
新入生紹介号・・・新入部員に自己紹介的に書いてもらう
市大祭号・・・・・市大祭で配布する
2020年度は諸々の事情により年1冊の発行になっておりますが、なんとか原稿も集まり、編集も完了し、さてあとは印刷して製本だ!というところで難航しております。
今までの経緯
最初のトライでは印刷室の利用時間が17時までということを知らなかったために頓挫。
2回目のトライでは普通に人があまり集まらなかったので「まあ次回でいいか」となり頓挫。
そしてその次回がハイブリッド冬合宿当日の12/24でありました。
事前準備
12/24のハイブリッド冬合宿は14:00頃にスタートの予定だったので、その前に印刷作業を終わらせる計画でした。まずは、前回製本に挑戦しようとした際に買い集めた物品を再び手元に集めます。
【必要なもの】
本文ページ用のコピー用紙(A4)、表紙用の色のついたコピー紙(A4)、ホッチキス、ホッチキスの針、コピー機に入れる原本(片面印刷)、印刷室の鍵、マンパワー
保管してあったコピー用紙やホッチキスを持ってくるついでに、過去の部誌たちも持ってきてみました。カラフルでよいですなぁ。最近オレンジやってない気がするので次はオレンジがよさそうな気がします(売ってたら)。
さあ頑張って印刷するぞ!というところで再び問題発生。伝達がうまくいっておらず原本を1ページあたりA5(A4に見開き2P分)じゃなくてA4サイズで印刷してきてしまいました。急いで大学内の印刷できる場所で原本を印刷し直しました。
頑張って印刷
学生会館1階にある印刷室で印刷します。
↑この一番奥
新歓の時期以外は鍵が閉まっているので、学生課(3号館1階)に借りにいきます。利用時間が17:00までなので注意。
中に入ると印刷機が2台。同じ機械ですが、どっちかが調子よくなったり悪くなったりします。
設定を色々試しながら製版して、最適な濃淡設定を探します。
この機械は普通のコピー機とは違って、製版(スキャンしてその結果が1枚出てくる試し刷り的な機能)→印刷(製版でスキャンしたデータを枚数を指定して印刷)の2ステップで行う印刷機です。
特に画像が潰れないように濃淡を調整するのが大変。
製版したときに出てくる結果より、印刷した時の方が濃くなったりします。意味が分からん。
折ったときにちゃんとページ番号順に並ぶように両面に印刷していきます。
1年生が印刷の仕方を覚えてくれているといいなぁ。
みんなで製本
印刷できたらバケツリレー式に製本していきます。
ページ順に紙を回収する係と、ホッチキスを留める係に分かれます。
流れ作業。人が多いほど早く終わります。
完成!!
今年は年1冊なので、いつもよりちょっと分厚めです。
ここ3号は、本文が36p(vol.16)→32p(vol.17)→48p(vol.18)
↑の写真で比較されているvol.11は20pぐらいのときの号です。
今年度は年に1冊しか出していないので、せっかくなのでよくある同人誌みたいに印刷所に頼んでリッチに製本してもらおう!という案もあります。
さて、やっとの思いで完成した部誌「大衆文化研究会vol.18」ですが、正直配布する機会も無さそうなので、このnoteで公開予定です。お楽しみに!
<追記>
公開しました!
<文責:ぽーたる>