【大阪五低山の中でも最弱!!】標高26mの茶臼山に登った
ワンゲル(山登る部活)と大文研を兼部しているぽーたるです。
今回は標高26メートルの茶臼山を登ってきました。
茶臼山
茶臼山と言っても奥三河にある茶臼山高原じゃありません。大阪にある茶臼山です。
茶臼山はなんと、大阪冬の陣では徳川家康の本陣が、大阪夏の陣では真田幸村の本陣があったっぽいです。すごい。
よっしゃ登るべ！
はい到着〜。30秒かかったかな？
頂上にはちゃんと三角点があります。すごい。
なんと登頂証明書も貰えました(¥100)。
(登頂証明書の本文より)
このひく〜い茶臼山は、大阪五低山のひとつです。
しかし、天王寺区では一番たか〜い場所です。
そのため、大阪の人では徳川家康や真田幸村が本陣を置きました。
大きな建物がなかった時代、ここから大阪城までよく見渡せた事でしょう。
大阪五低山の中でも最弱！
↑の登頂証明書にも書いてありましたが、大阪五低山なるものがあり、今回登った茶臼山はその中の一座だそう。
【大阪五低山】
天保山 4.53m
聖天山 14m
御勝山 14m
帝塚山 19.88m
★茶臼山 26m★
今回登った茶臼山は五低山の中で一番高い山なので、最弱でした。他の五低山も登ってみたかった...
そんな大阪五低山を制定したのは「天保山山岳会」。「大阪五低山縦走指南書」なんてものも作っているそう。
ちなみに大阪五低山の中で一番低い天保山には山岳救助隊も存在したり、登山証明書は延べ6万人が貰っていたりと何だか凄い。ご来光を見るイベントもあるそうです。
そして大阪五低山の中で一番低い天保山は、仙台にある日和山と、日本で一番低い山争いをしているみたい。
地盤沈下で入れ替わりとかもあるみたい。
東日本大震災から10年。当時標高6mの仙台・日和山は、地盤沈下等と保全活動も経た今、低い山(3m)日本一です。(2位は大阪・天保山4.53m)
— 財務省 (@MOF_Japan) March 11, 2021
石巻市にも日和山(約60m)があります。発災直後に登った多くの市民の命を救い、いま山頂からは復興の様子を望む事ができます(写真)。あと一月で桜も咲き誇る所です。 pic.twitter.com/WiqNZc4UKG
他の低い山を調べてみると、大阪の天保山、仙台の日和山より低い山がありました。秋田県にある大潟富士は、周りの標高がマイナスの地域にある標高0mの山。高さや形が富士山の1/1000になるように1995年に作られた3.776メートルの人工の山だそうです。
「大潟富士」大潟村 https://www.ogata.or.jp/sightseeing/fuji.html
「日本一低い山 大潟富士」大潟村公式ブログ おおがた散歩http://www.ogata.or.jp/blog/?p=886
人工的に作られた山でない「自然にできた山」の中で日本一低いとか(徳島の弁天山(6.1m))、「地図に載っている山」の中で日本一低いとか、注釈を付けて日本一低いを主張している山は他にもあるのだとか。
そして山の定義は国土地理院が厳密に決めているわけではなく、声を大にして訴えれば割と地理院地図に名前が掲載されたりするみたいなので、低い山論争で大いに盛り上がって欲しい。あとぜひ名古屋も勝手に参戦したい。なんか手頃な山は無いかしら。
＜文責：ぽーたる＞
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