[名古屋の役所めし]東海農政局・東海財務局
役所の食堂って意外と一般に解放されているんです。今回は東海農政局と東海財務局の食堂に行ってきました。いずれも名城線「市役所」駅周辺の官庁街にあります。
公務員志望の方、一度足を運んで気分を高めるのもアリかもしれません。
東海農政局 食堂
最初に訪れたのは、東海農政局。公務員試験を受けた人は足を踏み入れたことがある人もいるそうですが、民間就職の自分は初来訪でなかなか緊張しました。ただ、東海農政局の食堂は食べログにも掲載されているので、大丈夫なはずだと言い聞かせ、いざ突入。
警備員さんに食堂を利用したい旨を伝え、入館者リストみたいな表に指示通り記入したら、一時入館証が渡されます。これを首に下げてゲートにタッチしてGO!(↓写真は帰りに撮ったもの)
食堂は地下1階にあるとのこと。階段を降ります。
あ、合ってる?
暗くて心配になりましたが、自販機の先を抜けるとちゃんと食堂がありました。よかった。
ここに来てわざわざ牛丼を食べる気分でもなかったので、プレートランチ(¥540)にしました。オムレツの明太子ソースと、白身魚のフライがメイン。品数豊富なBOXランチも迷いましたが...
右手にある券売機で食券を購入し、お盆を持って諸々受け取りに行きます。ご飯や味噌汁は茶碗とお椀だけもらって、自分でよそうスタイルです。調節できてありがたい。
小鉢がひとつ選べたのですが、種類が豊富で迷ってしまいました。ブロッコリーにひじき煮にこんにゃく、ごぼうサラダ、豚の角煮、きんぴら、ナスの煮浸し...結局ひじき煮にしました。
その後、ご飯をよそい、味噌汁を注ぎます。味噌汁は合わせ味噌か白味噌の二つの鍋が用意されていました。すごい。
食堂のテレビはやはりNHK。
とても美味しかったです。お腹も大満足。
そしてこの食堂、昼だけでなく朝と夜の営業もあるそうで、とっても羨ましい。滝子の食堂は採算合わないから絶対やってくれないでしょう。
さらにメニュー表を見ると、シシリアンライスとかきのこバター牛丼とか凝ったメニューも。そして何よりメニューが豊富です。さすが農政局。
しっかり美味しくてさすがは農政局といった感じでした。
東海財務局 食堂
次は東海財務局の食堂へ行きました。
こちらは食べログにも載っておらず、少し不安を抱きながらもいざ中へ。
農政局と同様、警備員さんに食堂を利用したい旨を伝え、指示通りに書類に記入します。入館理由の選択肢にちゃんと食堂利用があったので安心。
記入を終えゲートを通ると、左に案内されます。すぐそこが食堂でした。
中に入ると右手に今日のメニューのサンプル(多分本物)が置いてあります。その日の日替わりランチは「ハンバーグ&エビフライ デミグラスソース」、丼類は「親子丼+豚汁」でした。
横にある券売機で食券を買います。悩んだ挙句、小鉢付きの日替わりランチ(¥560)を選択しました。大学の学食よりは若干高いですが、お手頃でいいですね。
食券を出して、既に盛り付けられたプレートやご飯をお盆に載せていきます(スムーズ)。味噌汁はお椀に具だけ(麩ともやし)が入っており、みそ汁サーバーから自分で注ぐようになっていました。シュールでとてもいい。
盛り付けて座席へ。やはりパーテーションで区切られていて、落ち着いた雰囲気でした。置いてあるテレビはやはりNHK。
そして何より、栄養バランスとかよりガッツリ腹を満たすメニューに大満足。
休憩時間の時差取得を実施しているとのことでしたが、職員が食堂へ訪れたのは、正午を知らせる放送が流れてからでした。自分たちはそれと入れ替わる形で食堂を後にしました。
メニュー表を見ると、日替わりランチに加え、丼と麺が交互に提供されるよう。そしてどれもガッツリ味が濃そうで美味しそうです。
上の写真にも若干写り込んでいましたが、金曜日のからあげフェスってなんなんですかね。
周りに公務員になる奴があまりに多いので、彼らが働くような場所を少し感じてみようというと思い始めた役所の食堂巡りですが、民間に行こうか、公務員にしようか悩んでる時期や、公務員に決めたがどこ志望にしようとか言ってる時期に行ってみると、なんか思うところがあるかもしれませんね。実際に家からその場所まで行ってみて、働いている場所や人をほんの少しでもリアルに感じられて、働くイメージをできるのもいいと思います。自分は就活が9割以上オンラインで、実際に働く場所にまだ行ったことがないので尚更そう感じます。
あの辺りで働く公務員様たちは、いろんな庁舎の食堂を巡ったりするのでしょうか?そんな面倒なことしないか。
次は裁判所か海部総合庁舎あたりを攻めてみたいと思います。病院の食堂シリーズも面白そうですが、さすがに今のご時世では許されなさそう。
<文責:ぽーたる>
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