黛灰というコンテンツ

「どーも。にじさんじ所属、バーチャルライバーの黛灰。どーぞよろしく。」
黛 灰（Kai Mayuzumi）：類い稀な才能を持つハッカー。持て余した暇をどうにかするべく配信活動を始める。買い物は全て通販で済ませる、いわゆる出不精。（旧公式紹介文より）

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インナーカラーダウナー系お調子者。インターネット老人会悪ノリ多才芸人で、深夜の謎ゲーお兄さん。初配信、『Mosaic』、『Model Debut #nicola』、『Discolored』、シャニマス実況など、見やすいのでおすすめです。

さて、黛について語るなら外せないのが、『黛灰の物語』です。ホワイトハッカーである彼がバーチャルライバーになった真の目的は、にじさんじ内部に潜入し、【組織】の作った『2434system（にじさんじシステム）』の調査をすること（新公式紹介文より）、そして、システムの被験者を守ることでした。そのため、被験者である鈴木勝と出雲霞が何者かからサイバー攻撃を受けた際、黛はシステムを狙っている【機関】の一員のフリをして二人の配信にハッキングを行いました。これは、個人で動いている攻撃者に対抗するため、同じ目的をもった集団がいることをアピールするためでした。

「俺は白(ホワイトハッカー)で黒の代わり(機関のフリ)もしていた──謂わば灰(グレー)だったけど
確かににじさんじ(内側の青)でもあったのかもなって」

エモという言葉じゃ軽い。でも黛自身の物語はさらに深い。

ゲーム実況だけ見るも良し、物語ごと追うも良し。本人がこだわって作るボイスも良いぞ。（ダイマ）冗長な文章で申し訳ないです。少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

＜文責：ハシマキ＞

部誌vol.18｜名古屋市立大学 大衆文化研究会(大文研)｜note