私にとってのカヌースラロームというスポーツ
Hanairoです。
ものすごく久しぶりの投稿です。
多分私のことだから、一旦書かなくなってもいつか戻ってくるだろうとnoteをそのままにしていましたが、一年も経っていました。
・・・はや( ̄▽ ̄;)
最近になってカヌーのスラローム競技のことをよく考えます。
カヌースラローム。
私の大好きなスポーツで、大好きな競技。
ボートに乗って水の上をパドルを使って進んでいく。
水の上から見た景色はとても綺麗で、私にとってはカヌーに乗っている時間が一番安心できて楽しい時間でした。
その中でも一番楽しいのは流れの中にいる時。
スラローム艇でサーフィンをして遊んだり、波を飛び越えたり。
下るだけで、ジェットコースターのようなアトラクションに乗った気分になる川もあったり。
流れの中でボートを動かすことは本当に楽しくて、ワクワクする。
でも、流れだけじゃまだ物足りない。
流れの中にゲートが加わることで本当の面白さが見えてくる。
ゲートが設置された位置によって難易度が変わって、数cm、数十cm
ゲートをずらしただけで、ものすごく難しいコースになる事もある。
練習だと何回挑戦しても上手くできないとイラっとしてくるけど、
大抵の場合、そういう時はゲートばっかり注視していて流れを見ていない。
他の人はわからないし毎回ではないけれど、私の上手くできない時の原因はそうでした。
それに気づくと突破口が見えてきたり、その時の自分に足りないものが見えてくる。
その後は、思い通りにボートが進むまでイメージと反復の繰り返し。
私にとってのこの時間は、
自分を見つめたり、自分をレベルupさせる為の大事な時間。
試合では最大25ゲートが設置され、どの試合でもぶっつけ本番。
(23〜25ゲートが一番多い気がする。)
同じ川や人工コースで練習はできても、事前に同じ位置にあるゲートでのコースは練習できないし、公式練習の全日程が終わるまでどこにゲートが設置されているかも分からない。
試合のコースが発表されるのは、大体が試合の前日。大会によっては当日の朝だったりスタートの数時間前。
そこから頭の中でイメージを繰り返す。時間が許す限り何回も。
どこにゲートがあるかだけでなく、覚えておくべきこと全てを頭の中に入れて、
自分がスタートを切る前に、できる限り鮮明にゴールラインを切るまでをイメージする。
これが思い通りになった時が一番嬉しくて、本当に楽しい。
あの時の練習が役に立った!って実感できた時は、飛び上がりたくなる。
自分にも、コーチにも。サポートしてくれている人達にも。
ありがとうって気持ちでいっぱいになる。
今の私は選手を引退して、カヌーに全く乗らなくなって半年ちょっとが過ぎました。
辞める直前にカヌーを嫌いになりかけたけど、やっぱり大好き。
嫌いにならなくて良かった。
また自分のボートに乗りたい。
流れで乗りたい。
人工コースに行きたい。
最近になって本当にそう思うことが増えてきたのでした。笑
またカヌーの記事書こう。