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LUNA SEA×GLAY観てきた②【LUNA SEA編】

※セトリがあるのでネタバレ注意※

25年ぶりに開催された、LUNA SEA×GLAYによるイベントTHE Millennium Eve 2025を観てきた。会場は前回と同じ東京ドーム。90年代の音楽シーンを牽引してきた2バンドの豪華なイベントだ。
後半はLUNA SEAのライブの模様をお送りします。

前半はこちら

やはり気になるRYUICHIの状態

ライブ前からRYUICHIの声の状態はどうなのか…ちゃんと歌えるのか。ずっと気がかりだった。もし悪くなってたら…色々な想いを抱いてライブが始まるのを待った。

いつも通りのスタート

19:30、おそらく定刻通りに暗転、SE「月光」が流れる。メンバーが登場し、定位置に着く。真矢のカウントからSUGIZOのアルペジオで始まる「STORM」でライブスタート。静寂から徐々に嵐を巻き起こすかのような始まりは何回観てもかっこいい。続けざまに真矢のカウントからのドラマで始まる序盤の盛り上げ曲「Dejavu」イントロで火柱が上がるのもお馴染みだ。

RYUICHIの声は…

「STORM」は比較的低く、高音を出さない曲なのでそんなに気にならなかったが、「Dejavu」は叫ぶように歌い上げる曲なので出るかなーと心配したが、2曲目なのでちゃんと歌い切った。でも息継ぎが出来ないとかなり辛いのか、ワンフレーズが長いと次のフレーズはお休み(オーディエンスが歌う)みたいな構図になっていた。これはこれで一体感が出来てていいのかもと思った。「Dejavu」の最後のコールアンドレスポンスもちゃんと出来てた。声出るじゃん。

RYUICHIのMCを観た感想

勝手に悲壮感みたいなものを持ってしまっていたが、本人はそんな事も感じさせない、このライブを楽しみにしていた感じが伝わってきた

the LUNA SEAのライブ

MCが終わり、短いスネア連打から始まる「Desire」を披露。続いてLUNA SEAには珍しいアップテンポの「SHINE」メンバーのコーラスが特徴的で個人的にSUGIZOのギターソロが好き(伸ばす音だけでこんな主張できのはすごいなーと毎回感心する)INORANのクリーントーンのギターも好き。MCがあってその間にINORANがアコギに持ち替えてたのでこれはと思ったらSUGIZOの駆け上がったり降りたりするギターから始まる「IN SILENCE」2番のサビ前のSUGIZOとのハモり好きなんだよなー
シングルが続いてたので次は何かと思ったら弦楽器の音が鳴り響きやたら重厚なサウンドが。これは前回のTHE Millennium Eveでも演奏された「SEARCH FOR REASON」曲調も相まって会場も時が止まったようだったw
MCで感謝を述べて「I for you」これが1番売れた曲なんだよなーこの頃になるとRYUICHIの歌い方も少し喉を庇ったような歌い方に変わっていた。ちょっと苦しそうだなという印象。ロングトーンは、出来ないないんだな。

ここでまさかの…

再びMCが入る。やたらBuddy(GLAYのファンの総称)を口する。そして始まった曲はLUNA SEAには似つかないイントロが。GLAYの「SOUL LOVE」だ。うわーレアだなー最後の「心のままに」は出なかったけど、良いものが聞けたな。本調子の時に聴いてみたかったな。

そしてついに…あの曲…

短いMCを挟んで煽りを入れて「next! BELIEVE!」きた…声が出ないRYUICHIが世に出回ったこの曲。たぶん会場にいた人は「歌えるの?」と思ったはずだろう。ライブも終盤に差し掛かりだいぶ疲れてる状況で、張り上げる場面もあるこの曲。「切なすぎる〜」のパートは最初からINORANが担当してRYUICHIの負担を減らす。サビが終わりギターソロ。そして問題のCメロパートだ。INORANがRYUICHIの側にかけ寄り、ボーカルに合わせてギターを弾く。そして、ちゃんと歌えてる…あの映像の時よりも数倍綺麗に歌えてる。詰まる感じもなく、苦しそうだが、ちゃんと歌えてる。笑顔のINORANの表情がモニターに表示された時、泣きそうになった。無事に歌い終えた時は、まだまだLUNA SEAは続いていくなと確信した。

ラストは勿論

曲終わりのRYUICHIの煽りも苦しそうではなく、いつもの「盛り上がっていぞ」もちゃんと声出てたし、これが今のLUNA SEAのスタイルなんだなと思った。ラストは「ROSIRE」サビ以外はいつもと変わらない感じだった。サビ終わりのJの語りからの「いくぞ東京ドーム!」からのマイクスタンド投げ。ここが1番の歓声だったな。ラスサビ前の煽り「全員で飛ばしていくぞーー!!」ちゃんと声出てたし、ペース配分もちゃんと出来てたんじゃないかな。1時間とかなら歌い切れるんじゃないかな。こうして本編は終了した。
やっぱカッコいいなLUNA SEA。

アンコールはセッションかと思ったら

アンコールは、LUNA SEAの曲とGLAYの曲を一緒にやると思っていたら、シャッフルバンドでの演奏をやる事に。
TERU, TAKURO, INORAN, Jによるテナシー。
RYUICHI, SUGIZO, HISASHI, JIRO, 真矢によるTHE★BANDで1曲ずつやる事に。

テナシーは「TURE BLUE」、THE★BANDは「BELOVED」を。「BELOVED」では、SUGIZOがバイオリンソロから始まる素敵な演出だった。RYUICHI、ちゃんと出来てた出てた。TERUのボーカル高いのに。
オーラスは全員集合して「WISH」。大円団な感じだったな。

あっという間の3時間ちょいのライブだった。色々心配してたけど杞憂だったのかもしれない。やっぱりLUNA SEAはスーパーバンドだった。これから先10年無理ない程度に続けていって欲しい。そしてこのイベントがまた開催される事を願ってます。

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