SANJO PUBLISHNGでは、10月26日から29日まで開催される、燕三条地域及びその周辺地域の企業がKOUBAを開放し、ものづくりのまちの現場を見学・体験できる大型イベント「燕三条 工場の祭典 2023」に合わせて、ブックセレクトを行なっています。
「燕三条 工場の祭典 2023」では、金属製品や木工製品、布製品、食品、金属加工、金属材料、布加工、包装資材、リサイクルなど、さまざまな形でつくられるものづくりのまち、燕三条地域。その魅力を本を起点にご紹介したいと考えました。
ものづくりをまちを訪れ、製品を知り、工場を廻り、道具と出会い、書籍からアイデアや思想を深めてみる、そんな楽しみ方もオススメです。
ブックセレクトの一覧
ものづくりと歴史特集はこちら。
ものづくりに必要な力、 知識を得ること、想像すること、問いを立てること、 アイデアを出すこと、自分でつくること、改善すること、鍛錬すること、続けること、を育むことができる、そんな本たちをご紹介しています。
「西山カートン」でのオープンファクトリーと出会い
「燕三条 工場の祭典 2023」では、燕三条地域にある企業87社が工場を開くオープンファクトリーのほか、この地域を熟知したガイドと共に巡るKOUBAツアー、オフィシャルのトークショーを開催。
他にも、「任意団体 KOUBA」が新しく発足され、KOUBAを"知ってもらう"から"使ってもらう”へ。”参加する”から”作る・学ぶ”へ大きな変化する年。10周年を迎える今年、祭典で株式会社西山カートン(以後、西山カートン)にお邪魔しました。
オープンファクトリーでは、さまざまなダンボール箱の製函の工程を知り、体験できるプログラムを展開。当日は、スタッフが同席のもと、普段から利用する大型機械や手足を使いながら裁断するワークショップを行いました。
目を凝らすと、オリジナル箱をつくるにあたって、折り目ひとつひとつに型番が用意され、サイズごとにカスタマイズされた機械を自在に操っていました。一際、目を引いたのがサンプルでつくれたオリジナルダンボール箱。
担当者から「サンプルの用途は異なりますが、書籍用に箱づくりを行ったことがあります」とのことでした。書籍をインテリアとして、持ち運びでもよいオリジナルダンボール箱、西山カートンで実物をご覧ください。