Entre!ねぷたコース体験記4|弘前市関係人口創出プログラム
弘前に関わるための“入り口”として、好奇心を刺激する出会いや学び、新たな関わりの機会をつくる関係人口創出プログラム「Entre!(アントレ)」。県外の人たちと弘前の人たちとの“間”を繋ぎ、弘前で暮らさないと関われないような、文化・経済・暮らしに参加するきっかけをつくります。
「ねぷたコース」は、弘前ねぷたまつりの期間前後に弘前に滞在し、ねぷた制作や当日運行などを手伝うプログラムとして、2022年・2023年に開催。noteでは、本コース参加者の体験記をご紹介します。
Wさん 京都府在住(当時)
2022年参加、参加団体:茂森新町ねぷた同好会
本プログラムになぜ参加しようと思いましたか。
弘前が好きでねぷたを見るよりも体験する方が貴重だと思ったからです。
実際にねぷた団体と関わり、運行する側になってみて、いかがでしたか。
青森ねぶたには跳人参加したことがあったのですが、弘前ねぷたは実際に見たことすらありませんでした。観覧者では絶対に知り得ない大型ねぷたを押すことの重さや上に登った時の景色、観覧者の見え方、地域運行の大切さ、片付けの苦労を知ることができました。その経験をした上で「もっと弘前ねぷたを知ってほしい」「もっと茂森新町を知ってほしい」という気持ちが出てきました。
特に気になったには片付けの時に先の未来を担う若い人の参加が少ない印象を受け、若い人をどうやって参加させて未来を託すのかも団体の方は悩まれているのではないかとも思いました。
印象に残った出来事などについて教えてください。弘前での生活体験はいかがでしたか。
自転車で町を走るとそこが今住んでる町のように感じるので、移住した後の生活が少しイメージできたのが良かったです。茂森新町の方々は本当に良くしてくれて、ほとんど情報もなく弘前ねぷたも見たことない5人を受け入れてくれるだけではなく、常に5人を気にかけてくれてとても心強かったです。
皆さんも「またおいで」って気さくに行ってくださって、自分も「絶対に帰ってこよう」って言う気持ちでいました。京都に住んでいてもなかなか地元の団体などに自分から入っていくのはとても勇気がいることなので、今回このプログラムがあってよかったです。
ほかに、本プログラムや今回の滞在を通して得た気づきや体験、感想などはありますか?
弘前市自体は何度も来ているので、ある程度街の様子など知ってはいたのですが、茂森新町のように住宅街に行くことはほとんどなかったので、そこを自転車で走れるというのはとても新鮮で、移住して自分が自転車で町を走ってたらこんな感じかなーって思いました。また茂森新町の方に気を遣っていただいて、りんご農園でりんごを食べさせていただいたり、解体したねぷた倉庫を見せてもらったりと、弘前に住んでねぷたの団体に関わらないと見れないところまで見せてもらうことができました。プログラムでまた他の人が団体にお世話になった時に、前に参加していた私達とも繋がれれば良いなと思います。
現在、2024年度の参加者を募集中です!(申込〆切:6/12(水))
*アントレは、弘前でつながる関係人口創出事業の一環として、弘前市からの受託で一般社団法人Next Commons Lab弘前が企画・運営をしています。
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