日替わりバーテンダーvol.56～farm in合同会社　代表の鹿倉さん～

面白い人がたくさん住むまち、弘前。
弘前に暮らし、働いている地元の人たちを「バーテンダー」としてお呼びし、カウンターに座ってもらい、一緒に飲みながら交流する企画です。

第56回目は、farmin合同会社 代表の鹿倉さんでした！

鹿倉 秀太（かくら・しゅうた）
アスパラファーム黒石 園主 / farmin合同会社 代表
1987年大阪生まれ福岡育ち。芸人を志しNSCに入学するもすぐさま挫折。その後、システムエンジニアになり東京に就職。
2014年青森のりんご農家さんの手伝いをしたことをきっかけに農業に興味を持ち始め就農を決意するも家族会議で否決される。その後、就農のチャンスを狙いながら事業会社やスタートアップ企業にエンジニアとして従事。2020年ようやく家族の承認を経て北海道のアスパラガス農家さんのところで勉強させてもらい、2021年に青森県黒石市で就農。青森は美味しいアスパラが育つ条件が揃ったとても良いところです
この地域では珍しく夏のアスパラも栽培しています。
当日は私たちのアスパラガスを振る舞いますので是非食べに来てください
アスパラファーム黒石のHPはこちら
(HPをパソコンで開くとタブのアイコンがアスパラになってるのがとても可愛い💚）
farm in合同会社HPはこちら

当日の様子

アスパラを焼く鹿倉さんと美しいアスパラ

今回は、鹿倉さんが当日の朝収穫してきたアスパラを参加者に振る舞って下さいました！柔らかくて、みずみずしくて、めちゃくちゃに美味しかったです！！本当にこんなにおいしいアスパラを食べたのは、初めてでした～

焼き方のコツは、焼く前にオリーブオイルをコーティングすることと言っていました！

美しすぎる！こんなに鮮やかな緑色になるのは、夏アスパラだからだそうです。

弘前市内の飲食店やヒロロB1Fにある「やおえん」で購入できるので、この記事を読んで、どうしても食べたくなった方、ヒロロにレッツゴーです！

ヒロロ遠くてあまり行かない方は、オンラインショップからも購入できます！

お話を聞くまでは、エンジニアと農家ってイメージが全然違うので、なんで同時に同じ人がやっているんだろうというところに疑問を持っていました。ただ、使う肥料変えてみたり水分の量を変えてみたりなど、実験のように自分自身で仮説を立てて、ドキドキしながらトライ＆エラーを繰り返していくところが似ているんだろうなと感じました。

今回もPOMME/MARCHÉでは、日替わりバーテンダー限定メニューを提供していました。今回は、鹿倉さんのアスパラを使用した春巻きでした！
鹿倉さんのアスパラも美味しかったけど、生ハムで包んだアスパラの春巻きもとても美味しかったです～

自分が全く関わってこなかった分野の知識が豊富な人の話って、永遠に聞いていられるんですよね。鹿倉さんは、人に説明する時の言葉選びがとても上手な人だなと思いました。エンジニアや農家は、勝手なイメージですが、専門用語が多くて、無意識的に使ってしまうことがよくありそうですが、誰が聞いても分かるようにお話できるのって素敵な気遣いですよね～

文/こにしれいな
4月から新卒で弘前オランドで働き始めた、元弘大生。