フェス出して。(後編)
2024年参戦したフェス
ARABAKI Rock Fest./OTODAMA/FREEDOM NAGOYA/COMING KOBE/潮騒ロック/TREASURE05X/ムロフェス/イート・ザ・ロック/SKY JAMBOREE/山人音楽祭/あだち食と音楽の祭典/とよフェス/KAIKYOフェス/FIRE BALL Fest.(台湾)/RADIO CRAZY
数万人参加の大規模なものから
フェスと言えども
自治体のお祭り規模なものまで
バクシンのみならず
好きなバンドが出るなら…と行ったらこの数
(ライブハウスを巡るサーキット形式フェスや
1つのハコ完結のフェスを入れるともっと増える)
健さんがつまらないと言っていた
"システマティックな流れ"は
規模が大きかろうと小さかろうと
そのフェスを支える裏方の仕事の成果であり
早ければ1週間前から始まる設営や撤収
警備やケータリングなど
客に見えない仕事にも支えられている
その仕事をしていた人達が
コロナ禍でもろにダメージを喰らった訳で
そこから再起しての今と考えると
多すぎ…かは分からないけれど
ここから減らす事を喜ばしくは思えない
確かに、大規模になればなるほど
会場の設備や運営などの風景は似てくるし
演者と客との距離はすごく遠くなるけれど
それでもチケット入手困難で
普段ハコでは観る事が出来ない演者を観る…
漏れ聴こえてきた音楽が良くて
ふらふらとステージに引き寄せられ
全く知らなかった演者に出会う…
良いライブをするバンドが良いバンド
と思っているオイラは
やはりフェスでの出会いに期待してしまうし
出会いを求めるために
また来年もフェスに行ってしまうのだろう
そう、フェスは多すぎるのかも知れない
でもそれだけ
出会いのチャンスがあるという事
健さんの「フェスが多すぎる。」にしばらく引き摺られて
どこも似たような風景
刺激が感じられないのなら
もうライブフェス遠征から引退しようか…
などと考えていた時期もあったのだが
バクシンが フェス出して を演奏し続ける限り
まだ出た事のない/見た事のないフェスを思い浮かべながら
バクシンや
お気に入りのバンド達が出れますようにと
拝みヘドバンし続けようと思う
(了)