マイスモールランド
以前買っていた映画の割引券の期限が迫っていたので、見に行ってきました。
わたしは社会派(?)の映画は、どうにもならない後味を味わうことを嫌って、避ける傾向にあるのですが、なんとなくいま見たいと思ったのはこの映画でした。
やっぱりどうにもならない感を味わうことになるのですが、それ以上に、次世代に希望を託すことや、その人が存在してくれていることの希望、自分の人生を生きることやその強さを味わってきました。
この映画の中で主人公の女の子と仲良くなる男の子がとっても印象に残ります。
美大目指している男の子なんて、将来不安だよ。今はよくてもすぐ関係ダメになるよ。なんてこれっぽっちも感じなかったのが不思議。
何か問題を解決してくれるような頭のキレる感じでもない。なのに圧倒的にその存在に希望がある。不思議。