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進んでいる感を出すと、物事は捗る。
聴いてみよう
この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2022年2月26日配信の書き起こしです。
読んでみよう
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にゃおのリテラシーを考えるラジオ
読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは、
「進んでいる感を出すと物事を捗る。」
というものです。
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仕事でも趣味でもいいのですが、
「なんだか進まないなあ」
と思うことがありませんか?
ありますよね。
こういう場合の根本的な対処法はやっていることの中身によるので、きちんと考えてやるのが大切なのは言うまでもありません。
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そういう真面目な対処ではなくて、もっと適当な話をしようと思って、今回のタイトルを考えたのですが、ググってみるといろんな世界でそういう研究がなされているのですね。
例えば、
「小さな勝利」
っていう言葉がスポーツ心理学にはあるそうです。
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体の動きを細かく分解して、少しずつできるようになっていくというのは割と納得しやすいですよね。
この時に効果が大きいのは、できるようになる中身というよりも、細かい単位で達成感を得ていくことなのだそうです。
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モチベーションを高めていくためにこういう進んでいる感は大切で、極論すればその進んでいる感は嘘でも効果があるのだそうです。
実は今回のタイトルを思いついたのは、このポッドキャスト配信がなぜ毎日コツコツと続いているのかを考えていた時でした。
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僕は配信するまでの過程を 6 つのペースに分けています。
アイデアを出す
話す内容を企画する
収録する
編集する
配信予約をする
配信を告知するという
ペースです。
そして、それをNotionのデータベースのカンバンViewを使って進捗管理しています。
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アイデアのところにはボツにしてもいいかもと思うものも置きっぱなしにしてあって、いつも 40 件ぐらいのリストになっています。
アイデアはキーワードの形でどんどん追加するので、すぐにそれくらいはたまってしまいます。
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これだけで結構やっている感じが出ます。
そしてこのアイデアはいけそうだと思ったものを選んで企画段階に進むのですが、その時にまずその時にまずカンバンを企画のところに進めるのです。
ここではひたすら話すシナリオとして書いていきます。
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これ、乗ってくると結構いけちゃうんですよね。
アイデアの中からいくつかが企画に進みます。
企画にあるリストを見ると、
「よし、しゃべっちゃおう」
となって、録音部屋に行って片っ端から話していきます。
もちろんこの時にもカンバンを収録に進めるわけです。
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こんな感じで作業を進めていくのですが、このカンバンが動いていく様が進んでいる感を出しているようなのです。
配信する中身に悩むことはもちろんあるのですが、中身がなくてもいいから、とにかく進めちゃえと思うことができて、あっという間に 100 日以上続いてしまいました。
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ブログを書いていた時に、ここまで連続してかけたことはありません。
どこかで必ず書けない日ができて、最終的に続かないということがよくありました。
もちろんこの配信もどこまで続くかわかりませんが、この進んでいる感が感じられるうちはやれそうな気がしています。
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そして、亀の歩みではありますが、ほんの少しずつ気になるところを改善してもいます。
なんだか捗るなとよく思うのです。
サラリーマン時代に仕事で同じような感覚を持てていたら、もっと有能な社員になっていたかもしれないとよく思います。
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この進んでいる感、今いくつかやっている仕事で、それぞれのシュエーションに応じて応用しています。
するとどの仕事も何だかとても楽しくなります。
実はこれ、逆に停滞感を感じてしまうと、本当に物事が進まなくなってしまうという怖い
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裏返しもあります。
そうならないために、とにかく進んでいることが感じられる工夫をしてみましょう。
何だかよくわからないけど、色々やっていたらできてしまったというのもよくあるし、案外誰もがそんなものなのかもしれません。
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読書の編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動しています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または「読書と編集」と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
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この配信の書き起こしをnoteで連載しています。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
Podcastの聴き方
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