【棚】たまに思い出して読んでしまう青空文庫の本の話
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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2022年12月5日配信の書き起こしです。
読んでみよう
にゃおのリテラシーを考えるラジオ
読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは 、
たまに思い出して読んでしまう青空文庫の本の話
というものです。
電子書籍いろいろ
自宅の本棚にある本を語っていくシリーズです
今回は本棚と言ってもバーチャルな本棚の話です。
電子書籍の代表格はKindleというイメージがありますよね。
他にもいろいろあるにはあるのですが、リアルの物販の世界の大手で電子書籍のプラットホームまで提供しているamazonのサービスですから、他と比べてずっと認知度が高いのだろうなと思います。
青空文庫とは
そういう商業的なサービスとはちょっと違うのが青空文庫です。
著作権が切れた作品やフリーで公開されている文献をボランティアの力で電子化して公開しているんです。
このサイトに行って検索していくと、その場で読み出すこともできますし、さまざまな人がリリースしているスマホアプリで、縦書きで本をペラペラめくっていくようなイメージで読んでいくこともできます。
僕もスマホには青空文庫を読めるビューアアプリを入れてあって、本をちょこちょこダウンロードして読んでいます。
文豪の文章を読む
今まで結構読んだのが、石川啄木です。石川啄木は北海道にゆかりのある人で、明治の頃の北海道の様子を描いた短い文章が結構あるんです。
夏目漱石も読みます。有名どころの作品も読みますが、割と気に入っているのが「坑夫」という作品です。
恋愛関係のもつれから東京を飛び出した青年がやけっぱちになって、山深い鉱山町に行って「坑夫」になろうとする話です。
明治の鉱山の話ですが、昭和の頃まで残っていた大規模な産業の治外法権的な感覚が興味深くてなんとなく好きなんですね。
他にたくさん読んだのは岡本綺堂の半七捕物帳です。69本ある作品を多分全部読んだはずです。
江戸から明治に変わる頃の世相みたいなものが織り込まれた探偵物で読み始めると止まりません。
岡本綺堂はそれ以外にもかなりの作品が青空文庫に収録されていて、ファンが多いのだなと思います。
スマホに青空文庫のビューアアプリを入れておこう
語り出すときりがないのでこの辺にしますが、昔の文豪と言われる作家の作品が結構収められていますので、スマホに青空文庫のリーダーアプリを入れておきましょう。
古い作品を、サクっとダウンロードして読み出すのもいいものですよ。
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おわりに
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
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