パソコンの中に何でも入れるな!
聴いてみよう
この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2022年3月21日配信の書き起こしです。
読んでみよう
にゃおのリテラシーを考えるラジオ
読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは、
「パソコンの中に何でも入れるな!」
というものです。
クラウドをめぐる問題意識
この配信ではクラウドを活用することについて度々話しています。
なぜくどくどと話しているかというと、
あまり意識せずに、スマホで本格的に IT の世界に入った方々の中に、
うすうす IT が大事というか、 IT を真面目にやると仕事になるかもというと思う方が増えていて、
そこで初めて真面目にパソコン使い始めたという方が結構多く、
中途半端に新しい技術や中途半端に古い技術が渾然一体となったIT の世界で、古い側に足を取られてしまう方を見かけるようになったからです。
実はそういう状況を目の当たりにできるのがクラウドを利用するということです。
クラウドに対する抵抗感
今のパソコンには新しい技術がどんどん注ぎ込まれていますが、どのベンダーも過渡期に悩んでいるのが、パソコンの中に何を置くか、同じようにクラウドに何を置くかということです。
人は手に触れられるものに安心感を持つものです。
その感覚で手元のパソコンに何でも置きたくなってしまいます。
でも、そうすることによって、パソコンというハードウェアに縛られることになります。
お金が銀行にある時は実はデータですが、 1万円札を持つと安心するようなものです。
1万円札は紙ですよね?
クレジットカードで 1万円払う時は紙なんかいらないじゃないですか?
ちょっと心配な感じがするかもしれないけれど、いつも使っていたらその心配も薄れてくるし、通販を使うようになったら紙を持っているずっと便利ですよね。
データの置き場所を考えよう
パソコンの中にあるデータも同じようなものです。
パソコンの中に何でもかんでも置くのは実は古い時代の習慣なのです。
昔はそれしか方法がなかっただけなのです。
パソコンの中に何でも置こうとするのは、紙切れである 1万円札と、同じ紙切れのレシートを入れてパンパンになったお財布みたいなものだと思ってください。
どうしたらそうならずに済むか考えましょう。
現時点でベターなやり方はクラウドを使うことなのです。
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おわりに
読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または「読書と編集」と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしをnoteで連載しています。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
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