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ギターを初めて1年でライブに出た話〜ありがとうギターヒーローたち〜

こんにちは、私がギターヒーローです。

ライブに出ました。人生で初めての。

ほんとに緊張した、
けど、ほんとに楽しかった!!!

ギターを初めて一年、初心者の私がですよ。
ついにライブに。
どれだけ大変だったか……
この感情を、思い出を、残さないわけにはいきません。

ライブの手応えはどうだったか、ライブに出たきっかけは、それ以外に、それまで1年間、ギターのモチベってどうしてたのかとか、どうやってライブ参加が決まったのかとか…同じく初心者の人にはぜひ参考にしてもらえればと思います。
上手い人達には、初心者はこんなこと考えてるよ、
って参考にして貰えたら嬉しいです。

ライブの感想

参加したのは職場のバンドサークルの定期ライブ。
新入部員歓迎ライブってことで、自分以外にも1グループが主賓で参加してて、他にも既存の部員バンドが数組。

曲は2曲+おまけ、ほんの20分くらい。
『ガラナ』/スキマスイッチと、
『転がる岩、君に朝が降る』/ASIAN KUNG-FU GENERATIONの2曲と、
ギターを始めた話を1曲、歌にして披露しました。

始まってからは何が何だか分かんなかったけど、
「ほんとに初めて???」
「度胸が10年選手すぎるよ」
だとか、いろいろ褒めて(?)もらえた。
つまりはこう、音がどうってより、楽曲として、バンドの演奏としての体が成っていて、堂々と歌ってた、ってところが大事だったんだと思う。

動画見返したら、確かに楽しそうにやってた。
クラップ煽ったりしてて、ほんとに初めてか?
って我ながら思うほどには、観ていて苦ではなかった。
一緒にやってくれたバンドメンバーがみんな上手くて、ずっと引っ張ってくれたので、カタチになった、ほんとに感謝しかないです。
ライブでギタボやったなんて、自分でもほんとにすごい事だと思ってて。
ほんとに大変な思いしてやり切ったし。
別に自分だけがめちゃくちゃすごい!ってわけでもない、ギターを手にした星の数ほどの人がやってることで、およそ自分はその中でド底辺にいる。全然そんな上手くないけど…でもやっぱり、すごく楽しかった!

ガラナを選んだのは、中学からなんでかカラオケでずっと歌ってて、とりあえず歌が頭に入ってて、盛り上がれそうなやつってことで。原曲のコードをUフレットで追うのはいいとして、リードはバンド編成のいろんな楽器の音拾って演奏してくれて、とても自分にはできない芸当だった、ほんとうにすごかった……。
バンドアレンジが必要だなんてガラナやりたいかな〜って言った時には全然考えてなくて、リードにはめちゃくちゃ苦労をかけた……。カタチにしてくれてほんとにありがとう…。自分は最後までコードチェンジ追いつかなかったし全然弾けてなかった、バッキングの音までちゃんと聞く人からしたらてんでめちゃくちゃだったろうな……。

転がる岩は、やっぱりギターを始めたきっかけ…って文脈にぴったりで。『ぼっち・ざ・ろっく』の流行に乗って自分もギターを買ったことは間違いないし。
やっぱり23年5月の結束バンドLIVE-恒星にて披露された、青山吉能さんの転がる岩披露がほんとにかっこよかったから、ぼざろ最終話で知ったくらいの浅アジカン人間でしたが、想いを込めて、歌いました。

それと別に、オリジナルソング…(?)を披露しました。
尊敬する歌手で声優の佐々木李子さんが、配信で作った即興ソング「ちゅくみぽっくむの歌」のメロディとコードをお借りして、作詞?した歌詞を載せて……。
ド新人がそんなことやってたらそりゃ度胸エグいってわけですよね…。

※一応経緯はあって…。
配信で披露されたこの歌をいたく気に入った私は、りこちの誕生日(11月10日)にこの曲をお借りして誕生日おめでとうソングを作ったんですけど…それができたもんだから、12月にライブ主催サークルの忘年会(知り合い0人)に参加した時、その場で即興でやってみたら、めちゃくちゃウケて、3月のらいぶでもやってよ!!!って大好評だったんですね……。
あと、12月に突如、りこちによるリプ返&感謝の引用祭りが始まって…その時動画ツイを、12月にりこちから引用までもらって…。
私のギター遍歴を振り返るには語らざるを得ないんです…。

初めてのスタジオ練習〜当日まで

1月に初めてスタジオでギター2人で練習した時、ほんとにやばくて、心配しかなかった。

まずスタジオが初めてたとどうなるか、音を出すまでに30分かかった。
なんならシールドもひとつしか持ってなかった、アンプに繋げるのにはふたつ必要…なら2個セットで売ってくれ…。最初のスタジオ練習は、とりあえずやばい!ってことと、これで歌うって、ほんと?って現状を理解して終わった。そして八の字巻を覚えて帰った。

スタジオ練習は2月に2回、本番当日の昼に1回、それまで、特に年明けてからの2ヶ月はずっとそのことで頭がいっぱいだった。毎日練習しないとなのに、平日は全然できないし。それどころか、1月は人生で一番仕事が大変だった。
2月にようやく、焦りと不安による追い込みでなんとかしようとして、休みの日カラオケでずっと弾いてみたり、とにかく使える時間は全部使った…。
自分でもびっくりだけど、気づいたら見ないで弾けるようになってて、ひぃひぃ言いながら、なんでかなんとかなってた。覚えてからも、思うように弾けるわけではなく、最後まで仕上がらなかったけど……。
本番まで、楽しみ!よりも、やばい!どうしよう!しかなくて、あまり健康的ではなかった。もっと純粋な気持ちで、ギターを楽しみたかった……。

初心者がライブをするには?

ギターを初めて1年で、ライブでギタボやったなんて、自分でもほんとにすごい事だと思ってて。
でも、ライブをするには、ライブを主催してくれる人と、一緒に演奏してくれる仲間と、ライブする場所、時間などのあらゆる環境が必要なんですよね。
これはもう、初心者が自分の弾きたい曲を弾くためだけに揃えるのは無理があります。
私の場合はというと。
遡ること23年2月、私と一緒に御茶ノ水でギターを買ってくれた同じ職場の友人が、職場のバンドサークルに所属していて。そこのライブを9月に観に行ったところ、じゃあ次は新人ライブあるから、出ような!と誘われた流れでライブに出ることになったわけでして…。
そのあとも、ライブまでの調整とか、わかんないとことか全部教えてくれて、当日もリードめっちゃかっこよく弾いてくれて。
なので、私が今回ライブをできたこと、ギターを始められたことは、一重にそれらの手を引っ張り続けくれた友人のおかげなんですね。
あらためてありがとう。
ほんとに感謝しかありません。

そしてその友人と引き合わせてくれた友人にも感謝しかありません。2022年、23年は、人生でこれ以上ないほど人に恵まれた年でした。恩を返しきれてないのが申し訳なく思うばかりです。

ドラムとベースのメンバーも、サークル内の人に声をかけてもらって、集めてもらいました。スタジオ練習とかの日程調整も全部してくれて。
そうでもなきゃ、それぞれのバンドがある中で、自分のような新人を中心としたバンドを組んでくれるわけがないです。
さらに、みんな楽器経験10年選手なので、場数も踏んでるし、曲もだいたい弾けちゃう人達で、しかも忙しい人達なのに、合間を縫って合わせてくれて、初めましてなのに、いろいろ仲良くしてくれて…すごくいい人に恵まれてしまった…と感謝ばかりでした。
それをしてくれるのは、サークルに新しい人が来ることを喜んでくれて、音楽を始める仲間が増えたら嬉しいと言ってくれるからで、自分のような人間がサークルに参加することが、ほんの少しでもサークルの利益となると思ってくれるからだと思う。
そうでもなければ、みんな、上手い人を集めて、自分のやりたい曲をより高いクオリティで演奏したいものだろうし、初心者が人前に見せられるライブをするのに、これ以上の贅沢な環境はないと思った。こんな環境、高校、大学の軽音サークルならではで、社会人になってからではまずできっこないと思ってた。

ギターを続けるには、ライブを続けるしかない

そしてここが一番大事なのだけど、
これからギターを続けていくには、ライブに出続けることが必要かもしれないと、はっきりと理解した。

初心者がギターを始めることは、誰にでもいくらでもできても、その後、1年ギターを続けて、ライブに出た人がどれくらいいたのだろう。

曲が弾けるようになったからライブに出たい…
では私は一生ライブは出来なかっただろうし、いつまで経っても最後まで曲を弾き通せなかったかも…と思った。(私はね)

家で練習を続けられて、宅録、弾いてみた動画ですごく上手い人も当たり前にたくさんいるけど、ギターを始めたばかりの人が、それだけでこの星の数ほど上手い人がいる世界で、いきなり機材揃えて、音作りして、完璧な演奏だ!って動画をアップロードできるのか、自分は多分、続かなかったと思う。
いやそれはライブをなんとかやったあとだから言えることだけど…。(だから劇中のぼっちちゃんのギターヒーロー活動は、まじで有り得ないほどすごいことなんですよ)

とはいえ、ギターと向き合い続けるモチベの保ち方は人それぞれだと思う。
曲を仕上げざるを得ない状況に追い込まれる必要があるかというと、それだけがギターの楽しみ方ではないし。弾きたい曲があって、それをひたすら練習する、挫折をしてもそれができる人が、結果的にギターを続けるのかなって。
ライブに出られる環境があることは、ギターを始めた理由とか、続けられることとはまた別問題だし。でもやっぱり、ぼっちちゃんはほんとにすごかったんだなって…。喜多ちゃんも、一度は逃げたのに、それをずっと抱えてたろうに、また向き合えて、ほんとに良かったなって思う。あのままだったら、一生胸に傷を抱えたまま、下北沢に近づけなかったんだろうなって。よかったね喜多ちゃん。

おわりに:またライブに出たい!

無事にライブが終わって2日、終わってからのモチベってのはほんとにすごい。

やはり、ライブで曲を披露するような機会がないと、1曲を仕上げるまでに必要な時間を、無理にでも優先してギターに費やせないことがわかった。

曲を弾けるようになるってすごく大変だし、曲を仕上げるってもっと大変だった。それはほんとに最初だからかもしれないけど。やればやるほど、知識も経験も増えて、やれることが増えていく、と信じたい。というか、1年間観てきた動画の内容が、ようやく分かってきた気がする。まだまだたくさんのことが出来そうで、すごく楽しみ!

最後に:ありがとうギターヒーローたち

まずはギターを始めたきっかけである、社会現象にまでなった、アニメぼっちざろっくに。ニゲタギターだったのに、それを乗り越えてギターを始めた喜多ちゃん、陰キャでもならロックをやれ!とかっこいい姿を見せてくれたぼっちちゃん、原作者のはまじあき先生、WUGからギターヒーローへ、出演だけでなく、ギター初心者の成長の軌跡を魅せてくれた青山吉能さん、
そして、音だけでなく、向き合う姿勢で結束バンドを完全に再現してくれた、舞台ぼっちざろっくのキャスト、関係者さん(特に、喜多ちゃん役を演じるにあたってギターを0から初めて仕上げた大森未来衣さん)、ほんとうにありがとう。舞台円盤買いました、特典まで全部観るの超楽しみ。再演も続編も行くぞ〜!

それだけじゃなく、
1年間、キャラクターに徹して、アニメBanG Dream!シリーズに自分を連れてきてくれた、林鼓子さん、さらに続いてAve Mujicaとして信じられないほどの大躍進を見せてくれた佐々木李子さん、It's MyGO!!!!!劇中にて、見栄で始めたギターと、逃げずに向き合った、愛音ちゃん、ここりこのおかげでバンドリが“こちら側“になり、私はギターに手を出し、そして向き合い続けることが出来た、ありがとう。

さらに、綾奈ゆにこ先生が携わったと知り触れた、アニメ『ギヴン』、最愛の人が遺したギターを離さず、音楽と出会い、ココロを叫んだ、真冬。あなたのように、誰かの心を動かせるようなライブがしたい。いつか歌うから。

そして、ギターを始めた私を温かく見守ってくれてるフォロワーさんたち!みんな上手くて、しかも優しくて…私にとってのヒーローたち!いつもありがとうございます!皆さんの音楽活動も応援してます!

よっしゃ〜ほんとがんばろ!!!

イキってすいませんでした。

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