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AI PromptBase解説 "Cute Love Message Animal Illustrations" Midjourney

PromptBaseとは

この章は全解説記事共通です。
既にお読みの方は次章からお読みいただいてかまいません。
PromptBaseに出品販売したい方の参考にもなる章です。

PromptBaseは、普通にプロンプトを販売しているサイトではありません。
汎用性のある、つかいまわしが可能なように設計されたプロンプトを販売しています。

MIdjourneyで説明します。
プロンプトは自分の作りたい世界を描くために色々と組み合わせを考えて使いますよね。
基本的に完成したその画のための唯一のプロンプトです。
そのプロンプトを他の人が購入して使うとしたら、自分の世界を作るためにどこをどう書き換えれば良いのか、応用が難しいです。
それを定型化して使いやすくしたのが、PromptBaseで販売されているプロンプトです。

たとえば「犬と散歩する少女」
Midjourneyでは4種類の画が生成されますが、繰り返せば無限に生成してくれます。

girl walking with dog

何十枚も生成して、お気に入りの1枚を選択することが出来ます。
しかし、PromptBaseは常に一定のスタイルを維持することが求められます。
イラストならイラスト、写真なら写真と。
4枚出力されますので、常に4枚の内に1枚以上想定のスタイルになるように設計します。

girl walking with dog , real color photo --s 300
写真にスタイルを統一

次に対象変更時の同一性が求められます。
「犬と散歩する少女」を
「象と散歩する老婆」に変えても、同じスタイルで生成されることです。
この変更箇所、例ならば
「犬」「猫」が可変パラメーターに該当します。

Old woman walking with elephant , real color photo --s 300

可変パラメーターにとんでもない物を設定する場合が考えられますね。
たとえば「自動車と散歩する洗濯機」

washing machine walking with car , real color photo --s 300

わけの判らない画になります。これはPromptBaseのタイトルで制御します。タイトルが「散歩する写真」だった場合は、「自動車と散歩する洗濯機」も正しく生成されないといけません。「人間と散歩する動物の写真」のようなタイトルにします。

また、例に示したような簡単すぎるプロンプトは通りません。
これら、かなり条件が厳しいためPromptBaseは審査があります。
逆に言うとPromptBaseは、プロンプトを購入直後から応用して使えるメリットと、固定部分から読み取るプロンプトのコツを知る勉強にもなります。

次章からは実際に私が販売しているプロンプトの解説です。

Cute Love Message Animal Illustrations

参考図

可愛い動物たちがLOVEとメッセージを出すイラストのプロンプトです。

可変パラメーター

可変パラメーターとなるプロンプトは2箇所です。

1.Animal
動物を変えられます。
虫、蟹などにも使えます。

2.Color
色を変えられます。
単に背景色の設定となるだけでなく、
自動的に適切な色で動物も塗られます。
Midjourneyの省略してA.Iに考えさせる技を使っています。

プロンプトの解説

参考図を見ていただくと難しいプロンプトには見えないと思います。
簡単に作れそうなイラストですよね。
次の技や工夫が織り込まれています。

Colorにも書きました、プロンプトを省略してMidjourneyに適切な色配分を任せる技。

統一した可愛いデザインになる工夫。

文字(LOVE)は固定で変えさせない想定の「タイトル」。
文字を可変パラメーターにする事も可能ですし、
購入後は自由に他の文字に変える事が可能です。
しかし、Midjourneyは長文の文字を正確に描ききりません。
文字の正確さを担保出来ない事も有り、割り切って"LOVE"固定にしました。
また"LOVE"固定にしたことにより、テーマも明確になりました。

可愛いフォントを出力する技。
一種のおまじないで、無くても可愛くしてくれますが、私が試した中では、おまじない使った方が可愛さが出たように思えました。

Prompt Base 販売サイト

こちらからお求めいただけます。
$2.99です。


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