介護離職
2022年1月26日(水曜日)
週に1日だけのパート
毎週水曜日はパートに出かける。
<仕事に休みはあっても介護に休みはない>
なので、朝早く実家に行き、父の酸素、血圧、血糖値を測定し、おむつ交換し、朝食を食べさせ、薬を飲んでもらい、父の見守りは母に頼み、それから職場へ車を飛ばす。昨年夏に父の状態が悪くなり、退職する話がすすんでいたが、結局、1週間に1日だけの出勤でパート勤務を継続する事となった。
職場についてからは、訪問看護に来てくれる看護師さんへ電話し、血糖値を連絡し、インスリン注射が必要な時はお願いする。水曜日は、いつもバタバタする。 でも、働いていると、社会とつながっていると思える。たった1日でも、そう思える。
介護離職
過去に正社員として勤務しているときは、介護離職となった。それで、働いていない期間があって、その後、父の状態が一旦は良くなり、仕事をさがす事になった。正社員として働きたかったが、80代となる父の事を考えると、短時間勤務のパート勤務を選択せざる負えなかった。短時間勤務のパートなら介護と仕事の両立ができるかと思ったが、その考えは、かなり甘かった。父の状態が悪くなり介護量も増え、体力的にも精神的にもきつくなり、退職することになったが、今の職場が求人を出しても社会福祉士の応募がなく、結局1日だけも勤務継続してほしいと言われた。そこに至るまで、職場での人間関係で、いろんな人間模様が見え嫌な思いもしたが、今となっては退職しなくてよかったと思う。たった1日だけでも働いていることで気分転換にもなっている。ただ、今年の3月までの半年間は1日勤務の契約だが、4月以降、新年度の契約はどうなるか決まっていない。とても不安定な身分だ。
介護離職ゼロ
<介護離職する人をなくす>
言うのは簡単だが現実は厳しい。
<在宅介護を頑張りすぎない>
とか言ってる人がいることは知っている。何かで、そういった文章を読んだこともある。頑張りたくなくても頑張らないといけない環境の人もいるし、ストレスを溜めるといけないのはわかっていても、どうしようもない人もいる。介護の形は1つでないし、置かれている環境も違う。スローガン的な言葉はいらない。