新潟県、アツい(9/23マルシェ)
久しぶりのノートになりました。言い訳はしません…
9/23(金)、新潟県庁前でナイトマルシェが3年ぶりに開かれるとのこと。3年ぶりのレアイベントが富山県庁でのケンチョウマルシェを1週間後に控えたタイミングに開催されること、これは学んでこいと言われているなと思い行ってきました。今は帰りの電車の中でこのノートを書いています。
滑川駅を5時半に発車する電車に乗り、出鼻から現金の手持ちがなくて見知らぬおじさんにたかる、用意していた切符を忘れるなどやらかしながら、10時頃新潟県庁に着きました。新潟駅からバスで20分(バスも30分に一本程度)かかる位置にあり、富山県庁の立地とはまた違う状況にありました。新潟県庁は、17階建ての本庁と警察、議会が繋がるように建っていました。職員はその灰色で長方形の建物を墓標と呼んでいるそうです。笑建物の前は芝生の広がる、緑を感じられるとても広い空間でした。
10時半にサポートスタッフ(コアメンバーとは別の当日スタッフ、新潟県庁の職員有志)が集まり、説明を受けて設営に取り掛かりました。とは言っても、本部のテントやメンバーの私物の椅子を広げたり、会場の音響、ドラムコードを設置したりするのみで、運営側の設営は最小限でした。机や椅子の準備がほとんど無かったのがケンチョウマルシェとは違うなーと思いました。また、ドラムコードやカラーコーン、車誘導用の赤い棒や本部机など、本町から持ってこれるものは持ってくるスタンスでした。マルシェについての立て付け整理は後ほど書きますが、ある資源は使えば良いと思いました。
スタッフは当日、ポスターにもなっているマルシェのコンセプトアートイラストをプリントしたTシャツを着ることになっていました。このTシャツがデザイン良くて着たくなるし、みんなが同じ服装をしている統一感、スタッフのメンバー意識を産んでいたと思います。ケンマルにもめちゃ欲しいなーと思いました。マルシェのコンセプトイラストは、メンバーの奥さんで漫画家をされている方にお願いしたとのこと。
サポートスタッフは当日初めましての人が多かったそうです(勿論僕も)。それでもスタッフの雰囲気はとても良く、サークル活動みたいに楽しく取り組んでました。最初にノンアルコールビールで乾杯して決起会をやるとか、所々にスタッフを楽しめる要素があったと振り返ってみれば思います。
キッチンカーは、早いところは2時間前から入場し、準備をしていました。1時間前には概ね出揃っていたと思います。
時間は14時から20時までの6時間。時間中スタッフは道路誘導6箇所、本部待機3人の9人体制をシフト制で回していました。準備もそうでしたが、各自の持ち回りがはっきりと示されていてスタッフメンバーが動きやすいように整えられていました。ケンマルはこの辺りのオペレーションがまだまだ不十分でした…要反省ですね。
会場にはキッチンカーのほかに、アクセサリー、小物などの物販、Dj(!)、歌手、かけっこ、そして子供のおもちゃブースなど色々なサービスが出店していました。子供のおもちゃのブースでは、けん玉や皿回し、こま回しなどちびっ子が楽しめるおもちゃ達が百円で遊び放題という親御さん大歓喜のサービスでした。僕もモルックというフィンランド発の遊びをやりました。アジア大会もある競技だそうです。知らない世界が色々あるなーと思いました。競技ダンスをやっていた僕が言える身分ではないですが。
設営から終了までテレビカメラが来ていました。テレビ新潟放送の方で、なぜか僕がインタビューされました。話を聞くと、ニュース内で7〜8分のしっかりとした特集を組むとのことで、その中でこのマルシェがただのイベントでなく、公共空間の利活用、民間への開放を目指した意義あるものであることを伝えるために時間を確保したそうです。そのために他都市へ展開すべく学びにきた僕を取り上げたかったそうです。第一回のケンチョウマルシェでは結果的に県職員の若手が取り組んだ楽しいイベント!って感じの取り上げ方に終わったので、マスメディアに自分達の行動意義をはっきり示し、共感をもらえたメディアに応援してもらうことが大切なのだと感じました。2ヶ月連続でテレビに映れるのもマルシェに関わっていなければなかったでしょう。見れないので誰か特集の動画を送って欲しいです…。
その他スタッフは自由行動。シフトに影響を出さない自信があれば飲んでも良いし、食べたいものを客の一人として楽しんで良い。前回のマルシェで僕が出来なかったことを今回のマルシェでは出来ました。来週も絶対楽しみます😆
終わった後は打ち上げがありました。出店してたDjのTabiitoさんと、おもちゃブースのアソボーレさんら民間側も参加し、こちらには書き尽くせないほど盛り上がっていました。社会人の組織的な飲み会でなく、大学生サークルの打ち上げの様相を呈していました。僕の飲み方についての詳細は今回割愛させていただきます。
新潟県庁のマルシェは、庁内組織から独立した実行委員会を設置し、その委員会名義で開催しているそうです。お金の管理やプレスリリースは実行委員会名義でやっており、県庁の名前で活動することはないようです。プレスリリースは県庁発でないですが、記者室に委員会名義のプレス紙を棚入れしているそうです。アクティブですね!
職員の参加は、県庁の自主研修制度を利用しているとのこと。自主研修の実地活動として、庁内広報も出来るし、備品の利用もできるように立て付けを整理しているそうです。その際に研修チームを「新潟県公民連携推進プロジェクトチーム(NP5)」と題して、実際に勉強会も行われているそうです。県庁前の芝生や信濃川の水辺でやるなど、やり方にも一癖二癖もありそうです🤔
サポートスタッフは、コアメンバーの他に県職員の有志に声をかけて募ったとのこと。30代の職員から22歳の若手職員まで幅広い年代のメンバーが集まり、各々自発的に楽しんで、スタッフを通じて知り合う光景も見られました。ケンマルも見習うべきスタイルだと思いました。
長くなりましたが、県庁前ナイトマルシェについてはここまで。吉野さんガイドの新潟観光も別に書きたいと思います。
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