パレットとバラ板の端材を使って椅子を作ってみた!
こんにちは。とすです。
札幌で、店舗デザイン・施工、インテリアコーディネート、家具や什器の製作・販売、ロゴ・名刺などのデザインをしています。
今回は、椅子を【DIY】したのでその様子を紹介します。
パレットの名称
デッキボード:面を構成するパレットの上・下面に張られてる板。
上面が荷物を乗せるために全面に板が張ってあって、下面は
両端と真中にしか板が張られていないのが一般的
エッジボード:デッキボードの両端の板。
ケ タ :上面、下面のデッキボードを連結する部材。
一般的には1台のパレットに両端と真中に計3本使われている。
ケタの代わりに立方体の角材が使われている場合はブロック
と呼ばれている。
材料
パレットのケタの部材を椅子の脚に使って、家などの屋根や床の下地
に使うバラ板の端材を座面と背持たれに使いました。
パレットのケタには、パレットの所有者の会社名などが印刷してあることが
あり、今回はその印刷を残してパレットの風合いとヴィンテージ感を出しました。
(正直に言うと、ただサンダーで削るのが面倒臭いだけ(笑))
ビスは隠さないので黒に塗装されたコースレッドを使用しました。
寸法
ダイニングチェアーの一般的な寸法
・床から座面までの高さが約400mm
・背持たれの高さが床から約800mm
・座面が400〜450mmX400〜450mm
ダイニングテーブルの高さが床からテーブルの天板までが700〜750mmがよくあるサイズで、「机の高さ」から「椅子の高さ」を引いた差尺が300mm程度が最適とされています。
この寸法を覚えておくとテーブルと椅子を選ぶ時に役立ちます!
ちなみに、計算で求める方法があります。
・椅子の高さ=身長の1/4
・差尺=座高(0.55H)X 1/3
・机の高さ=椅子の高さ+差尺
⭐️身長160cmの人の場合は?
・椅子の高さ =160cm X 1/4 = 40cm
・差尺=0.55 X 160cm X 1/3 = 29.3cm
・机の高さ=40cm+29.3 = 69.3cm
今回は、素材のサイズの都合もあって座面が約400mm X 400mm
座面までの高さ約400mm、背持たれの高さ約780mmで製作。
製作風景
古材や端材は端の部分が斜めになっていたり、割れてたりするので
カットしてそこから寸法を取り、ビスを隠さないので墨出しして位置を揃え、
割れ防止と綺麗に見せるために10mm程の穴を開けてからビスを打っています。
完成
今回、バラ板の端材が大量にあったので座面に使いましたが、パレットの
デッキボードを使えばパレット1台で1台の椅子を作ることができます。
パレットはアイディア次第で色々な物がDIYできるので最高です!
まとめ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?