これからnoteを進めていくにあたって、まず最初にわたしがどういう道を歩んできたのかを簡単にお話していきたいと思います。
これまでの歩み
学生時代はテニスの学校に進学し、そこから試合に出ながらテニスコーチとして活動していましたが、とあることがきっかけで身体のケアや身体の使い方をお伝えすることがメインとなりました。
テニスの枠を越えて、野球・クラシックバレエ・バレーボール・車椅子テニス・競輪・ゴルフなど、日本代表選手から一般愛好家まで、一方では90代の方にも同様のサポートをしてきました。
良かれと思って取り組んだことで悪化
15歳のとき、テニスで右肩を痛めてから、良くなるために色々な病院やトレーナーの方と出会い、リハビリやトレーニングをしてきましたが、状態はどんどん悪化していきました。
良くなるために、教わった事は真剣に人の何倍も取り組み、リハビリにも励んできましたが、その思いとは裏腹に、故障箇所も右肩だけだったのが、右手首、右膝、左足首へと広がっていきました。
MRIやCTなどで精密検査をしても原因不明と言われ、結局これまで悪化していったリハビリを継続するか、痛み止めを打って紛らわせることしかできませんでした。
痛めて8年。さすがにテニスを続けていくことに限界を感じていた時、ある方と出会ったことがきっかけで、たった3ヶ月で症状の改善を感じ始めました。23歳でした。
その方から教わったことは、まずこれまで行っていたトレーニングやリハビリを一切やめること。筋力が弱いから痛めたと言われてリハビリを進めてきましたが、原因はそこにはなかったようです。
そして「身体をゆるめていく」ということを教わりました。
死ぬときが一番強い?
その中で今でも印象に残っている言葉が、武術・武道の世界では「死ぬときが一番強い」ということでした。
人生を終えるときが一番いい状態ということは、年齢を積み重ねていくほどに、諦めずに、自他の可能性を感じられる人生となっていくはず。
しかし、死ぬ時が一番でも数十年後まで待たないといけないとなると、今は結果が出ていないことになります。
だから「今が一番、そして死ぬ時が一番」。
そんな想いで、右肩を痛めてからの25年、身体について探求しています。
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