【第197回】道中いろいろ、研修旅行!ドイツ・オランダ 2023(4)
昨年の話になるが、ドイツとオランダに行ってきた。またまた前月号の続きになる。
従業員2名、十勝の生産者1名と私は香港経由でフランクフルトに到着した。レンタカーは、ハーツよりも8日間で500ユーロ安かった8人乗りアラモにした。フランクフルトから2時間ほどにある変なプライドがあるポルシェ工場に行き、その後ジョンディアコンバイン工場があるマンハイムに向かい、一泊することになった。
硬くて太~いブルストをホオバり、食事も済ませ、2人1部屋で日本から持ちこんだ玄米茶を2人で飲むことになった。私は味覚異常ではないので、コーヒーを美味しいと感じることはない。豆を焦がしてお湯を通して出た飲み物が美味しい? 私が好む紅茶は発酵食品です。体に悪い訳がないのだ。この玄米茶は香り、コクも最高の嗜好品になる。
ちなみに、ホテルのコーヒーメーカーにお湯を入れて玄米茶を入れる? まさかそんなハンカクサイ(スーパーあほな)真似はしない。そんなことをしたらお湯がコーヒー臭くなる。230V、50Hzのコーヒーメーカーに電源を入れ2回くらい湯通しをすると、あら不思議、コーヒーの味はなくなる。こんなことはいつもの所業なので美味を求め、時間を惜しまない。
さて、コーヒーメーカーに水を入れて1回目の臭い消し作業をすることにした。10秒くらいすると部屋の明かりが“パン”という音とともに消えた。うん?停電か?部屋の外の明かりは異常なしだが、部屋のどのスイッチを押してもウンともスンとも言わない。ブレーカーを探したが見つからない。
仕方ないのでフロントに行き、状態を伝えた。金髪・ブルーアイのホテル施設係と一緒に部屋に戻ると、何か不思議な棒を持って壁をなぞり始めた。私はスマホで明かりを点け、彼の仕事を手伝うことにした。私が「何をしてるの?」と聞いたら、彼は「ブレーカーのふたを開けるキーを探しているんですよー」となった。私が「どういう意味?」と聞き直したら、彼はこう言った。
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?