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【第96回】どんど焼きを残していく意味を考える
小さな「どんど焼き」が今年もおこなわれた せっかく手作りした注連飾りもあっさり燃やしてしまう 息子が名人から新たに学んできた魚の神経締めと どんど焼きとの共通点とは
お正月から2週間たつと毎年限界集落にたなびく煙。
どんど焼き、どんどん焼き
地域によって呼び名が微妙に違うようですが
神社や自宅用にと自分たちで作った注連(しめ)飾りや書き初めを集めて
畑の片隅などで燃やす行事です。
僕らの集落では
それらを燃やしながら
鳥居の飾りに使った竹を
長さ60センチくらいに切って
槍をつくり
その先端を火で焦がし
2本を一対として
神社の本殿や集落内にある小宮さんにそれぞれ供えます。
その後残った熾火(おきび)で
お供えしてあった鏡餅を炙り
少し焦げたら集落の皆さんで分け合って持ち帰ります。
それを食べると
一年間病気しないそうです。
間違いなく迷信だとはわかっているものの
毎年それを繰り返す我が集落の
元気なお年寄りをみていると
あながち迷信ではないようにも思えてきます。
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