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私がマリーンズのファンになったきっかけ

1998年7月。悲劇はおきた。

6月から千葉ロッテマリーンズは勝つことができなくなった。それは黒木知宏投手からはじまった。6月打撃がよかった試合もあったが、投手陣が踏ん張れずマリーンズは連敗街道の泥沼にはまっていった。

そしてとうとう7月には連敗が16にまで伸びた。ベンチに塩をもって神頼みもした。

7月7日。黒木がオリックス戦に先発。魂のこもった投球で相手打線を1点に抑える好投。

打線も機能し3点を奪い2点リードのまま9回を迎えた。

黒木はこの回も登板志願。1人ランナーをだしながらもに2アウトを取る。

迎えたバッターはプリアム。黒木は2ストライクと追い込む。

「勝てる。ようやく長い連敗が止まる」

そして撃ち取りにいった球を投げる。

バットに当たった!!

それは放物線を描いてなんとスタンドに入ってしまい同点ホームランを浴びてしまった。

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