AWS Workspacesのプリンターを無効にしてみる方法!
今年も10月が終わり、残り2ヶ月ちょっととなりましたが、コロナ禍が続く大変な一年でしたね。東京の第5波は、少し落ち着いてきたのかなというところですが、まだまだ、在宅ワークで開発されているのではないでしょうか?
自分も週の半部くらい在宅でやったりしています。。。
開発会社の場合、自社の社員以外にも業務委託や準委任で支援していただくエンジニアさんと作業するってことよくあると思うのですが、エンジニアさんの在宅対応ってみなさんどうされていますか??
エンジニアさんも在宅ワークに!!
してあげたいですよね!?感染したら大変ですし、何より知っているメンバーが苦しむのはちょっとかわいそうと思いますよね?
もちろん、もし、感染者が出た場合は、会社も閉鎖にしないといけないですし、逆に会社にご出社いただくってなると、自分も会社の鍵開けるのに出社しないといけないですし。。。
気をつければ大丈夫なのかもしれないですけど、やっぱり感染したくないですよね?
そこで、自分の会社では、AWS Workspacesの利用を提案し、2020年4月ごろから導入して利用させてもらっています。
Workspaces + リモートデスクトップのコンボ♪
もともと社内に、エンジニアさん用のPCがあるので、そこに、ご自宅のPCからリモートデスクトップしてもらうのが何もいらないので、「楽」なのですが、個人のPCですし、セキュリティリスクや意図せず情報漏洩する可能性もなくはないので、何か対策が必要ということになりました。
当然といえば、当然ですね。エンジニアさんにご迷惑かけちゃいますし。
ということなので、ご自宅のPCにAWS Workspacesのクライアントソフトをインストールしていただき、こちらで予めセキュリティソフトなどのインストールやVPN接続設定などを準備したクラウド上の仮想デスクトップ環境を作成して、提供するようにしています。
AWS WorkspacesからはVPN経由で、社内のPCへリモートデスクトップでログインしていただいて、作業していただくように整備しました。
最悪、AWS Workspaces上のデスクトップへは、リモートデスクトップ経由で、社内資産をコピーすることはできますが、設定で、ローカルPCにファイルコピーはできなようにしてありました。
あとは、エンジニアさんへのルールの周知と運用方法を徹底して、あとは性善説を信じて運用をはじめたのですが、
AWS Workspacesから自宅のPCで印刷できるんじゃないの?
という指摘を管理部から受けていろいろと設定を試したのが、今日の本題です。ちょっと前置きが長くなってしまいました。。。
ファイルのコピー不可は比較的簡単に設定でできちゃうのですが、プリントアウトできないようにするために、少し工夫をしました。
自宅のプリンターを使えないようにするだけ、
なので、ActiveDirectoryサーバーを立てて、グループポリシーで制御可能とかそういう難しいことはしないでいいんですよね。。。
もうちょっとわかりやすい方法がないかなぁと試行錯誤していたら、dけいました♪
以下、手順です。
1.タスクバーを右クリックなどして、「タスクマネージャー」を起動します。
2.「サービス」タブに切り替えて「PCoIPPrintingSvc」というサービスのところで右クリックし、「サービス管理ツールを開く(V)」を選択します。
3.「Teradici PCoIP Printing Service」というところで右クリックして「プロパティ(R)」を選択する
4.「スタートアップの種類(E)」を「無効」にして、「停止(T)」ボタンを押してサービスを停止します。最後に、「適用(A)」ボタンを押して設定を反映させます。
ここまでで、エディターなどを印刷しようとすると選べるプリンターがこんな感じになります。
PDFファイルにするだけの子しか、選べなくなるので、これでも充分かなと思いますが、もっと印刷させるのも嫌ということでしたら、サービスの中の「Print Spooler」を先ほどと同じように停止します。
するとこんな警告がでるようになって、選べるプリンターもなくなります。
これで印刷はできないですね。たぶん...
まぁ、設定を戻せば印刷できるよにはなってしまうので、社内のメンバーにはやり方教えていません♪
結局、「性善説」を信じて運用しています。
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