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【東地中海世界の諸民族】 古代オリエントの世界 8/14

これまで

二足歩行の開始、
治水灌漑から都市、都市国家、
統一国家に。
内部は神権政治、統治、階級
文字、建築、職人、仕事の始まり。
外部は侵入と防御、戦士たち。
鉄、馬、戦車。
など、、

オリエント地域は
メソポタミア、エジプトに分けて学習。
各々違いはあるが、
共通部分も多い。
それらは
海の民などにより
国力は衰退させられた。

舞台はシリア・パレスチナ

地中海の東海岸
メソポタミアとエジプトの中間にある
シリア、パレスチナは
海と砂漠の複雑な場所。
陸上、海上の交易の中心になっていた。
そのため人口も増加していたが、
各勢力もこの地を支配してきた。
しかし
前13世紀ころに
海の民が各国家の勢力を減退させた。

登場する語族とその特徴

カナーン人

 →フェニキア人
  カナーン文字→フェニキア文字
         →ギリシア文字→ラテン文字 ABC
         →アラム文字→アラビア文字 حروف الأبجدية

アラム人

シリアから
パレスチナやメソポタミアへ。
内陸での都市間貿易で活躍。
中心都市は
ダマスク。
前12世紀 ~ 前8世紀 (アッシリアに敗れる)
アラム語
 国際商用語
 (カナーン文字から)
  →アラム文字→ヘブライ文字、シリア文字
         アラビア文字、ソグド文字、
         ウイグル文字、モンゴル文字、満洲文字

フェニキア人

カナーン人の一派
交戦的
地中海一帯で植民活動 
 結構ひどい奴ら
地中海の海上貿易を独占
 全盛期は大西洋やインド洋まで
中心都市は
 ビブロス、シドン
 ティルス(アレクサンドロス大王がのちに破壊)
 カルタゴ(ポエニ戦争後ローマが支配 植民都市)
技術
 造船、航海技術
 ガラス、金属加工、染色

ヘブライ人は次回へ

商業が盛んな"民"の時代へ

おそらく
国家の統一が進むにつれ
灌漑治水が
このオリエント地域に広まり
定住者が増えてくる。
定住すると
交易が盛んになる。
これまでは
公務員としての交易はあったが
このころこから
商人が
各中継地点に定住し
陸海での交易をしていた。
海の民の広がりで
ますます交易は
民に移っていく。

アラム人は陸を
フェニキア人は海を
そして植民を。
そして
それぞれに言語を
民に広めていった。

感想

時代は農業から商業に移っている
だいぶオリエントの世界が
脳内に広がってきた。

学習方法は
テキストの音読が進み
マーカーの種類も
安定してきた。
読んだものは黄色
キーワードはオレンジ(太)
その説明はオレンジ(細)
年代、数値はブルー(細)
パラグラフのタイトルは□でかこむ
これにより
系統ごとにジャンプできるようになった。
年代の推移、
人種の推移が
ごちゃ混ぜから解放された。
テキストは面白く
よくまとめられていて
織り成されていることが
面白さを生んでいるのだけれど
時々繋がりがわからなくなる。
世界史などが嫌いになるのは
そのせいかもしれない…
などと思いつつ。
その結果なのか
noteのまとめも
ストーリーから
キーワードになりつつある。
いいのか悪いのか

まだまだこれから
生態系として生物的に進化していきそう。

次回はヘブライ人、ユダヤ教
古代オリエントの統一も近い。

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