#推理小説
短編小説『雨の日は頭が痛くて』
※ふたばさんからのTwitterリプライ「雨」よりー
ーーーーー
雨の音に耳を澄ましていると、インターホンが鳴った。
モニターを見ると彼女が映し出されている。
ーーー
「ごめんね、傘を忘れちゃってさ、たまたま近くだしなと思って…。タイミング悪かった?」
真也はタオルを手渡しながら答える。
「いや、全然大丈夫だよ。どの傘でも借りて行ってよ」
傘立てには4本傘が入っている。麻紀は濡れていない傘を
※ふたばさんからのTwitterリプライ「雨」よりー
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雨の音に耳を澄ましていると、インターホンが鳴った。
モニターを見ると彼女が映し出されている。
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「ごめんね、傘を忘れちゃってさ、たまたま近くだしなと思って…。タイミング悪かった?」
真也はタオルを手渡しながら答える。
「いや、全然大丈夫だよ。どの傘でも借りて行ってよ」
傘立てには4本傘が入っている。麻紀は濡れていない傘を