利用しているSNS等をまとめてシェアできるkrossbioというサービスをつくった
はじめに
Google+が修了すると聞いて「やっぱりそうだよね。そうなるよね。」と思った僕は気がついたらFirebaseに新しいプロジェクトを作ってたんだ。
どんな内容のポストでもそれなりに表示できて、閲覧/公開相手も柔軟に選べるSNSっていうのはどう見てもメンテナンスコストが高い。
なので、そのコストがリターンと見合わなくなれば、そのサービスはいつか終わってしまうだろうなとはいつの頃からか漠然と感じていた。
そう考えると、これからのWebサービスというのは特定の使い方で特定のコミュニティーとして狭く開発/利用されていくのでは?なんて思うわけです。
そこで必要になってくるのは「趣味/趣向/コミュニティは合わないけど、個人としてはどこかで緩く繋がっておけるサービス」なのでは?なんて思って新しいサービスを作りました。いわゆる疎結合ってやつでしょうか。
なにをするものなの?
一言で言うと、複数WebサービスのURLをまとめてシェア/フォローが出来るようになるサービスです。
固有のURLがあるWebサービスであれば、利用しているものはなんでもマイページへ登録できます。SNSのBioページや個人のBlogページを登録すれば個人のパーソナル紹介ページになりますし、写真やソースコードなど作品の紹介ページを登録すれば個人のポートフォリオ的なページにも出来ます。
登録したWebサービスはマイページへ↓こんな感じに登録でき、簡単にシェアすることができます。
シェアされたマイページはフォローすることが出来ます。フォローしておけば、友人が新しいSNSなどに移行したり新たなサービスを利用開始したて容易にチェックすることができます。
いつも素敵な写真をアップしてたあの友人の写真を見かけなくなったのは、新しく写真を公開するサービス見つけたからかもしれません。
URLの公開は3段階から選べます。相手に合わせてシェア範囲をコントロールすることで、個人のプライバシーを簡易的に守ることが出来ます(厳密には各々のサービスでコントロールしてください)。
また、初期設定ではアカウント検索にも表示されないようになっていますので、シェア先もコントロール出来ます。
シェアした Bio + Graph をフォローしあうことで関係を Cross させることを目的に Krossbio と名付けました。
想定している利用シーン
krossbioでは「公開内容は一元管理したい」「各サービスがG+でいうサークルになる」「各SNSでは無理につながらなくても良い」ということを第一に考えて開発しました。
各SNSのBioページに記述
SNSのBioやプロフィールにいつも同じ内容を登録するのも面倒なもんです。
おまけに文字数が限られてますので、URLもそれほど登録できません。
また、一度登録するとよほどのことがない限り変更することが無いので、いつまでも古い情報が残ってて黒歴史がバレるといったことも心配です。
そんなときでもkrossbioのマイページを登録しておけば、安心です。
各SNSの先頭ポストに固定
登録したマイページを各SNSでシェアし、そのポストを先頭にピン留めしておけば見に来た人にわかりやすい自己紹介することが可能になります。
知り合った人へまとめて案内できる
マイページからQRコードを表示することも出来るので、そのQRコードを読み込んでもらえれば登録したすべてのURLが表示されます。そのまま相手をフォローすれば相手にも自分のURLを伝えることが出来ます。
krossbioではフォローしてSNSではあえてフォローしない
参加しているSNSが増え、その各SNSでも追う情報が増えてくると時間がいくらあっても足りなくなります。
SNSで常時確認するほどではないので気になったときだけ様子を見てみたいという相手も、krossbioでフォローしておくとちょうどよい関係になれるかもしれません。
最後に
今回はちょっとマニュアルページにも力入れまして、サンプル画像含めて時間かけて作りました。
本記事を見て気になった方はぜひマニュアルページを一読した上で、サービスを使ってもらえたらと思います。
なお、マニュアルを作成するに当たり、フリーで利用できるいらすと屋さんの画像が非常に有用でした。この場を狩りて感謝申し上げます。
次はAIを使って、歴史上の人物が勝手につぶやきながらフォローし合ってる仮想的なSNSとか作ってみたいと考えています(つくらない。