不完全で諦めるよりやり遂げるほうが何倍も成長できる
ここ1ヶ月で自分の働き方や物事への取り組み方に大きな変化をもたらす学びが2つほどありました。
一つが「イシューからはじめよ」を改めて読み直したこと。
就活をする中で、漠然とした課題にどうやって足がかりをつけて、崩していくかの道筋の立て方が分からないと思ったのをきっかけに読み直しました。
何から手を付け、ToDoリストはどうやって作ればいいのか?
それを知るのに大いに役立ったとともに、プロセスの無駄が少なくなり、本質的な作業に早い段階で取り組めるようになったんじゃないかと思います。
2つ目はとある企業のインターンシップに参加したことです。
学んだのは知識ではなく、不完全でもやり遂げることの重要性でした。
このインターンシップはハードなことで評判で、その噂通り3日間寝れない大変なものでした。
しかし、一番の気づきは自分がいつの間にかすごく「逃げ癖」がついていた事。
ハードというのは難易度と量の両方の意味で、実質1日半で新規事業の事業計画書と損益計算書を仕上げて、投資家に必要な投資額を伝えるピッチをしないといけませんでした。
事業内容を決めるだけでも膨大な時間がかかり、非常に厳しい審査員の目の前で詰め切れてない事業計画を発表しなければいけないという重圧に何度も逃げ出したくなりました。
本当にやめてしまうくらいに、嫌でした。
でも何とかメンバーと形にし、もちろん穴だらけではありますが発表し終えたときに、大きな変化がありました。
途中で逃げていては絶対に味わえなかった達成感や成長を感じられたのです。
今やっている長期インターンでも先の見えない、答えのない中で進めないといけない事もあり、やっぱり無理だと投げ出してしまいたくなることが多くありました。
実際に新規事業を一人で立ち上げるのは難しすぎて頓挫してしまったり、チームでのプロジェクトもできなかったり。
色んな理由をつけて、やり遂げることから逃げていたんじゃないかと感じました。
失敗を恐れるなとよく言いますが、失敗することが怖いのではないんです。
追い詰められる中で、自分の無能さや不甲斐なさに嫌気が差し、自己肯定感や自尊心がグラグラと崩れつつある状態で踏ん張るのが辛いのです。
でもやり切ることで、できた事とできなかった事がはっきりする。
不思議なことに成長したいと言いながらも、自分ができる範疇の中で勝てる勝負をしたがっていました。
時間を決めて、とにかく形にする。
不完全でも穴があってもとにかくそこで一旦成果物として完成させることで、自分の限界を知ることが出来ます。
それを今の業務では大切にしたいと思っています。
やり切って形にすることにこだわる。
これを目標に、就活やら授業やらに追われる毎日ですが、インターンというフィールドでも何か成長できればと思います。
今日はここまで。