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倒産企業の実態
コロナ禍や世の中の変化で
厳しい経営を余儀なくされている企業も多いと思いますが、
やはり避けなければならないのは倒産という結末です。
ここ数年、倒産件数は減少傾向で推移しており、
2020年はコロナ禍で大きな影響を受けたものの7,773件と、
実は約30年ぶりに8,000件を下まわったようです。
※出所:東京商工リサーチ『全国企業倒産状況』
東京商工リサーチによれば、2020年度の業績見通しで、
「減収・減益」を見込む企業は56%とのこと。
しかしながら、倒産件数は減少しています。
つまり、売上が下がったり、利益が減ったことだけが
倒産の理由ではないということです。
さらに、
東京商工リサーチ『2019年「倒産企業の財務データ分析」調査』
によると、
倒産企業の約5割が黒字、
総資産に占める有利子負債の構成比は約75%。
倒産企業は自己資金が脆弱で、
借入依存度が非常に高いことが見て取れます。
なぜ、利益が出ているにもかかわらず倒産してしまうのか?
それは、資金が無いからです。
売上が増えれば、資金が増えると思い込んではいませんか?
そして、今までにこのような経営判断をしていませんか?
□ 売上を増やすために増員した
□ 売上を増やすために設備投資した
□ 売上を増やすために値下げした
□ 売上の目標はあるが、資金の目標はない
□ 借入金の返済計画を立てていない
□ 社長も社員も売上しか見ていない
倒産の道を歩んでいる社長は、
いつの間にか「売上を増やせば資金が増える」という
勘違いをしたまま経営しています。
コロナ禍において借入金が増えた企業や、
なかなか資金が増えず資金繰りに翻弄されている社長は、
ぜひお気軽にご相談ください。