Minnesotaの強さの傾向をStatsで捉えたい。の続き。
こんにちは広報です。ジャ・モラントの52pts見てました。とんでもないなと思いつつも、怪我しそうでヒヤヒヤしてしまうのは私だけでしょうか。
さて、MinnesotaのTraditional Statsで傾向がわからなかったので、ベンチに何か傾向があるか昨シーズンのStatsと比較してみました。
+/-(ポイント差異)が1.5pts改善していて、PTSが5pts下がっているので、2ndユニットは6.5pts分ディフェンスが改善した感じでしょうか。確かに2ndユニットは機動力があるイメージで、ボールマンに対するディフェンスが良くなっている傾向がありそうです。
チーム全体のRatingとPaceを見てみると、Netrtgがプラスに改善していますが、大きく変わった傾向はなさそうです。
例えばPhoenixにCP3が加入したシーズンはPaceが大幅に減る等、傾向がみえるのですが、今のところ空振りです。うーん。困った。
Statsの特徴としてディフェンスに対する定量的な評価には向いていません。オフェンスの詳細を確認していきます。
アイソレーション、トランジッション、Pick&Rollのボールハンドラー、ロールマン、ポストアップ、スポットアップ、カットのポゼッションを見てみると、トランジッションとアイソレーションに増加傾向がありました。
トランジッションはターンオーバーがきっかけになることが多いので調べてみたところ、PTS OFF TO(ターンオーバーからの得点)がリーグで最も高いのがMinnesotaであることがわかりました。さらに、2ND PTSもリーグ3位でした。チームとしてモチベーション高くプレーしているとStatsが言ってますね。素晴らしい。
せっかくなので、アイソレーションが増えているのであればKAT、D'lo、アンソニー・エドワーズのうち、誰がボールを多く使っているのか、得点をとっているのか確認してみます。
正直、意外でした。KAT、D'lo、アンソニー・エドワーズの順番だと思っていましたが、D'loよりもアンソニー・エドワーズの方がボールを使ってます。確かに、お髭たん76デビューのMinnesota戦を見る限り、D'loはチームプレーに徹していました。Brooklyn時代のイケイケも嫌いじゃないですが。
D'lo はギリ20Pts届かずですが、+/-が良いですね。KAT、D'lo、アンソニー・エドワーズのうち、D'loの契約が2022-23までで、次の契約は大きくなります。金銭的にはプレーオフ出場くらいでオーナーは許してくれないかもしれませんね。
Traditional Statsでパッと見分かりづらかったMinnesotaは、1人1人がモチベーション高くプレーしていると言えそうです。
昨シーズンと比べてトランジッションとアイソレーションが増加
PTS OFF TO(ターンオーバーからの得点)がリーグで最も高い
2ND PTSがリーグ3位
ボールを多く使っているのは、KAT、アンソニー・エドワーズ、D'lo。
2ndユニットはボールマンに対するディフェンスが改善し、6.5pts分ディフェンスが改善
GMと2人でPodcast番組 NBA in Japaneseを配信しています。配信は不定期ですが、良かったら聴いてみてください。
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