ディフェンスの破綻、オフェンスの停滞…ウォリアーズ立て直しは可能なのか・・!?【ウォリアーズ TV 22/82】
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ウォリアーズにとって非常に厳しい試合内容を振り返ります。
ウォリアーズはホームでティンバーウルブズに107-90で敗北。
ステフィン・カリーとドレイモンド・グリーンの復帰という明るいニュースがあったものの、それ以外は苦しい展開でした。
試合の流れ:勢いを掴めなかったウォリアーズ
第1クォーター:互角の滑り出し
スティーブ・カー監督はグリーンをベンチスタートとし、前夜キャリアハイのジョナサン・クミンガを引き続き先発起用。序盤はクミンガの3ポイントやアンドリュー・ウィギンズの連続得点で勢いを見せ、31-31の同点で第1クォーターを終えました。
第2クォーター:致命的な失速
ウォリアーズは開始から2得点を挙げるも、その後12連続失点を許し、流れを完全にミネソタに奪われます。シュートは19本中5本成功(3ポイントは9本中1本)と低調で、このクォーターだけで15得点に終わる大スランプ。特に最初の9分間ではわずか4得点しか挙げられず、19点差をつけられる展開に。
グリーンの活躍で前半終了間際に11-2のランを見せましたが、ハーフタイムでの点差は10点(56-46)。流れを変えるには至りませんでした。
第3クォーター:追い上げるもターンオーバーの嵐
ウィギンズが足首の痛みで試合を退場する中、ウォリアーズはカリーのリーダーシップで11-4のランを作り、一時1ポゼッション差まで詰め寄りました。しかし、ここでターンオーバーが続出。解説者ライアン・ルオッコが「ひどいパスが多すぎる」と評したように、雑なプレーが目立ちました。
終盤にカリーのブザービーター3ポイントが決まり、第4クォーター開始時点で78-72となんとか食らいつきましたが、再逆転の機会を逃します。
第4クォーター:崩壊するチーム
カリーが開始直後に3ポイントを沈め、再び接戦に持ち込んだものの、その後ミネソタに17-2のランを許し、試合は一気に決着。カリーの孤軍奮闘も虚しく、最後は白旗を上げる形で敗北しました。
課題:停滞するオフェンスとターンオーバー
この試合の最大の課題は、オフェンスの停滞とターンオーバーの多さです。ウォリアーズは22ターンオーバーを記録し、3ポイント成功率はわずか28.2%。第2クォーターを象徴するように、無得点時間が何度も発生したことが痛手でした。
第3クォーターにはカリーの奮闘で一時1ポゼッション差に詰め寄る場面もありましたが、ターンオーバーが続き、そのチャンスを生かせませんでした。
また、負傷者の影響も大きく、アンドリュー・ウィギンズが試合途中で退場。さらにモーゼス・ムーディも左膝の負傷で後半を欠場しました。
ポジティブな要素:グリーンの復帰とカリーのリーダーシップ
ドレイモンド・グリーンは今季初めてベンチスタートながらも、10得点、9リバウンド、5アシストを記録し、存在感を発揮。一方のカリーも23得点、8本のフリースロー全成功とリーダーシップを示しましたが、周囲のサポート不足が明確でした。
無得点時間が敗北の決定打に
第2クォーター:最初の崩壊
試合の転機となったのは、第2クォーターの序盤でした。開始直後のスコアは33-33でしたが、その後、ウォリアーズは11:40〜6:07(約5分33秒)にわたって無得点。この間、ティンバーウルブズは13-0のランを決め、一気にペースを握りました。この時間帯でのスコアは33-46。
第4クォーター:最後の失速
追い上げを図りたい第4クォーターでも、ウォリアーズは再び沈黙。10:23〜5:49(約4分34秒)の間にスコアが停滞し、ティンバーウルブズに16-0のランを許しました。この間のスコアは78-74 → 94-74となり、勝敗が完全に決まりました。
試合全体での無得点時間の合計:10分07秒
ウォリアーズは試合全体の約1/4近くを無得点で過ごしました。特に第2クォーターと第4クォーターのような長い時間無得点。
これが試合の結果に直結しました。このようなオフェンスの停滞が解消されない限り、厳しい戦いが続くでしょう。
ESPN解説者が提案「レブロン・ジェームズをウォリアーズに?」
試合の敗北を受け、ESPNのマイケル・ウィルボン氏が大胆な提案を行いました。それは、ウォリアーズがレブロン・ジェームズをトレードで獲得すべきというものです。
ウィルボン氏の主張
ウィルボン氏は、「カリーとグリーンのキャリアを最大化するために、今すぐ勝てるチームを作るべきだ」と主張しました。若手育成に時間を割くのではなく、現在の資産を利用して即戦力を獲得することが重要だと述べています。
トレードの可能性
最も現実的なトレード要員は、4年目のフォワードジョナサン・クミンガです。彼は直近の試合でキャリアハイの33得点を記録しましたが、今夏には大型契約を求める制限付きフリーエージェントとなる見込みです。
ただし、レブロン自身がロサンゼルスを離れる意向を示しておらず、実現の可能性は低いと考えられます。それでも、現状の課題が多いウォリアーズにとって、補強の議論が活発化するのは間違いありません。
選手別評価
アンドリュー・ウィギンズ
19分、11得点、2リバウンド、1スティール、2ターンオーバー
シュート:3/8、3ポイント:1/3、フリースロー:4/4
評価:無事を祈る
試合前から足首の痛みを抱えていたウィギンズは、限界までプレーしましたが、第3クォーターで再び負傷して退場。カーHCによれば、「健康なロスターが揃っていればおそらく休ませていた」状況だったとのこと。無理をせず、早期回復を期待します。
ジョナサン・クミンガ
29分、13得点、2リバウンド、1アシスト、1スティール、1ブロック、3ターンオーバー
シュート:6/15、3ポイント:1/4
評価:C-
前日のキャリアハイから勢いを継続しようとしましたが、シュートが思うように決まらず、時折強引なプレーも目立ちました。グリーンが復帰した中で先発を維持できたのはポジティブですが、クリーンなプレーが求められます。
ケボン・ルーニー
22分、2得点、5リバウンド、3アシスト、1スティール、1ブロック
シュート:1/1、ターンオーバーなし
評価:B-
シュート試投数が少なく目立ちませんでしたが、ターンオーバーを記録しなかった数少ない選手の一人として貢献。チーム全体が乱れる中、安定したプレーを見せました。
ステフィン・カリー
32分、23得点、2リバウンド、4アシスト、3ターンオーバー
シュート:6/17、3ポイント:3/9、フリースロー:8/8
評価:C
カリーが復帰したのは嬉しいニュースでしたが、膝の痛みを抱える中でのプレーは本調子とは言えず。果敢にバスケットへアタックしてフリースローを稼ぐ姿勢は良かったものの、シュートの精度に苦しみました。
ドレイモンド・グリーン
26分、10得点、9リバウンド、6アシスト、2スティール、1ブロック、2ターンオーバー
シュート:4/8、3ポイント:1/4
評価:B+
ベンチスタートを受け入れ、即座に得点と守備でチームに貢献。試合中はターンオーバーやパスミスも見られましたが、リーダーシップとプレーメイキング能力は際立っていました。特にクミンガを支援する姿勢が印象的でした。
モーゼス・ムーディ
7分、3得点、1リバウンド
シュート:1/2、3ポイント:1/2
評価:無事を祈る
ムーディも膝の痛みを訴え、後半は出場せず。ウィギンズに続いての負傷で、チームの層がさらに薄くなりました。
ブランドン・ポジエムスキー
25分、8得点、6リバウンド、2アシスト、2スティール、2ターンオーバー
シュート:3/7、3ポイント:2/5
評価:C
若手として成長中のポジエムスキーは、今週カーHCにプレーを批判されましたが、まだ不安定な部分が多く見られました。3ポイント成功は良い兆候ですが、判断力に改善が必要です。
その他の選手の評価
トレイス・ジャクソン=デイビス:C-(リム付近のフィニッシュに苦戦)
ゲイリー・ペイトン II:C-(リバウンドは良かったが全体的に不調)
カイル・アンダーソン:B(堅実な「Slo Mo」のプレー)
リンディ・ウォーターズ III:C(3ポイント中心の攻撃は不発気味)
バディ・ヒールド:C-(プレータイムが短く、影響力を発揮できず)
次戦への課題:リベンジの鍵は?
無得点時間の解消
ボールムーブメントの活性化と、より多様なスコアリングオプションの確保が必要です。負傷者の復帰
アンドリュー・ウィギンズやモーゼス・ムーディの復帰が鍵を握ります。ターンオーバー削減
この試合で記録した22ターンオーバーを大幅に減らす必要があります。
今後、ドレイモンドの負担軽減のためにベンチスタートっていう話も出てるけれど、まずはステフィン カリーの負担を減らさないことには、どうしようもない。
この試合のように、全く点が取れない時間が続いても、我慢してステフを出さないようにして、チームで解決策を見つけた方が良いと思う。
次もホームでミネソタとの試合だけれど、テスト的に試しても良いとは思う。ただ、ウィギもムーディーも怪我で出られないようであれば、そもそも論として選手が足りないってことにもなりかねないんだよな〜
ディビチェンゾ、ウォリアーズのユニフォーム、まだ持ってるよね?
ちょっと、この試合だけでもこっちで出てくれない?(アマチュアか!?)
#ウォリアーズ #ステフィンカリー #ドレイモンドグリーン #レブロンジェームズ #ティンバーウルブズ #NBA観戦 #GSW #MIN
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プロフィール バスケ歴: 下手だけど毎週プレイ! バッシュ: Curry4 フロトロ NBAファン歴: 1995-96シーズンから 1992年のブルズ vs ブレイザーズのNBAファイナルでNBAに目覚めました。 そして2013年 ゴールデンステイト・ウォリアーズのスリリングなバスケットボールに出会い、完全に心を奪われました。
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R.I.P Kobe&Gianna 2020/1/26
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