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カワイ ハーデン クリッパーズはプレイオフで勝てるのか!?

今シーズンはロードマネージメントなし

今回は ロサンゼルスクリッパーズのエース、カワイレナード、そして、クリッパーズについてお話ししていきます。

2021年にACLの手術を行い、21-22シーズンは全休し、昨シーズンからロードマネジメントをしながらプレイしていたカワイレナードには、ザイオンとは少し違いますが、レギュラーシーズンはそんなに試合に出ないイメージがあるかと思います。

しかし、昨シーズンもロードマネジメントを行いながら出場したサンズとのプレイオフ ファーストラウンド
1、2戦終わった時点で、カワイは両チームトップの34.5P 6A、FG%54.5% 3P 60%という素晴らしい数字でしたが、3戦目から右膝捻挫のため欠場。
チームも1戦目に勝利するも、その後、4連敗でシーズンを終えてしまいます。

今シーズンこそ、リベンジに燃えるカワイとクリッパーズですが、シーズン序盤はハーデンショックもあり、連敗が続きましたが、12月は11勝2敗、1月も12勝3敗と一気に順位を上げています。

ウエストブルックが控えに

もちろん、この連勝の要因は、ウエストブルックが控えに回り、ハーデンがしっかりとフィットしたことが大きいですが、やはり、一番の要因としては、ポールジョージ、カワイ レナードの両エースが安定して出場していることが最大の要因だと思います。

特にカワイレナードがロードマネージメントから解放されたのが、本当に大きい。

彼らの活躍もあり、クリッパーズは2013年以降、初めてオールスターブレイク時の順位がリーグトップ5以内という成績に。

ハーデン加入後、6連敗したチームと同じとは思えない状況の変化にヘッドコーチのティロン ルーも「選手が大きな犠牲を払い、努力し、改善してきた結果だ。」と称賛しています。


オールスター前のウォリアーズ戦でカワイは左内転筋挫傷で欠場し、オールスターに選ばれていたので、ゲームには出場しましたが、10分で切り上げ、後半戦に備えていたようです。

現在のカワイのスタッツは、24.2P 6.2R 3.7A 1.7stl FG% 52,5% 3P 43.5%
2月は疲れが出てきたのか、調子を落として、オールスター明け、アウェイのOKC戦に敗戦したり、ホームでキングス、レイカーズに連敗するなど、少し心配なところはありますが、ウィザーズ、ウルブス戦には勝利しています。

ただ、ウエストブルックが左手を骨折し、3月はおそらく全休になると思うので、このあたりのベンチのマネジメントも心配なところです。


PJタッカーでは心許ないので、ブランドンボストンJrやボーンズハイランドに頑張って欲しいところだけれど、今のボーンズハイランドのシュートが全然入らないみたいだし・・・

ノーマンパウエルがいる。

しかし、クリッパーズのベンチには、ノーマンパウエルがいるので、ベンチポイントはそこまで低下しないと思ってはいます。

ウルブス戦のダンクもえぐかった!!
まあ、ハーデンの数字も安定しているので、オフェンスに関しては、そこまで心配する必要はないでしょう。


ハーデンがコートにいると、彼らは100ポゼッションあたり13.2ポイント以上を得点し、彼ベンチだとオフェンスは100ポゼッションあたり99.5ポイントに落ちます。

クリッパーズは、この連敗時も含めて、問題となっているのはディフェンスです。

ディフェンスの中でも問題となっているのが、トランジションディフェンスです。

要は、ディフェンスの戻りが遅いということが問題となっているようです。

ただ、これも意識して戻るって言ってしまえば、簡単ではありますが、クリッパーズのスターター両ウイング、攻撃の要となるカワイレナードもポールジョージもそこまでアスレチック、運動能力が高いプレイヤーでないこと、2人とも膝に不安を抱えているものあり、そこまで速くは戻れません。

それを考慮して、コフィーやテレンスマンにすると、サイズ的に負けてしまうという悪循環。

クリッパーズは26勝5敗だった時も、トランジションデフェンスはリーグ27位と下から数えた方が早いレベルでした。


ハーデンのターンオーバーも

クリッパーズは2/6以降の数字で

  • ペイントポイント内失点(27位)

  • ディフェンシブリバウンド率(28位)

  • 1試合あたりのファストブレイクポイント(29位)

  • ブロックショット(30位)

  • ターンオーバーからの得点(30位)

  • と散々な数字です、

  • 他にもクリッパーズはターンオーバー率で25位、1試合あたりのライブボールターンオーバーで26位、アシストターンオーバー比率で28位です。

このターンオーバーの部分でのハーデンのライブターンオーバーがかなり問題となっています。
オフェンスの部分でハーデンがいるといないでは、世界が違うのでハーデンを外すことは出来ないが、このターンオーバーしたあとに、戻れないディフェンスはかなりキツイ。


リバウンドが取れない

クリッパーズがサイズを小さくすると顕著にリバウンドが取れなくなっています。
それは、ズバッチやタイス、プラムリーなどのビッグマンがリングから引き離されたり、カバーやブロックに動いた時、リバウンドが取れず、オフェンスリバウンドを許すパターンが多くみられるとか。


2月6日以降、クリッパーズは対戦相手よりオフェンスリバウンドが14本少なく、ターンオーバーが14本多く、これはクリッパーズが相手より3.5本も多くチャンスを与えていることになります。

これらのディフェンスの問題が全て出てしまったのが、先日のレイカーズ戦で21点差を逆転された試合でした。

スケジュールがタイト

これからのクリッパーズのスケジュールは、なかなかにキツイようです。

3月初旬からレギュラーシーズン終了までにクリッパーズほど多くの試合(25試合)を行うチームはない。シーズン残りは試合と試合の合間の休みが2日間の試合は、あと2試合しかなく、7日間で5試合のセットが2セットもあります。
下位チームとの対戦もほとんどなく、中堅~上位チームの対戦も多いです。

クリッパーズは、スケジュールの関係もあって、これらの問題を解決する時間は試合以外には、ほとんどない状況となっています。

疲れが溜まることはあっても、彼らが劇的に成長したり、若返ったり、運動能力が増すことはありません。
彼らに今出来ることは、よりスマートに、より懸命にプレーすることしかありません。

ハーデンもこれらの問題を理解しながら、自分たちが問題を正しく理解し、改善していけば、プレイオフで我々を4回負かすのは難しいことだと言っています。

カワイレナードも「どうすれば勢いをつけることができるか? 勝つことだ。つまり、必要なことをやること。トランジションでの守備に戻ること、マッチアップすること、集中すること、オフェンスを遂行すること。私たちはみんながバスケットボールの試合に勝つ方法を知っています。だから、ただやっていくしかありません。」と言っています。


どうなるか?

好調と思われてきたクリッパーズにも、イロイロと問題が吹き上がってきてますね。
ここまで、ほとんどケガ人がいない状態であったチームもラスが骨折して、少し、チームに不穏な空気も流れ出しそうな感じもします。
しかし、クリッパーズは、コアのメンバーは基本、変わっていません。
それが、このチームが大崩れしない要因だと言えます。

とは言え、ポールジョージやカワイの足の状態は、そこまで良いとも言えないところが気になります。

僕は彼らがちゃんとプレー出来る状態であれば、チーム初のタイトル取るチャンスもあると思っています。

さあ、プレイオフに向けてのラストスパートが始まりました!!
カワイレナードは、ポールジョージは、ラスは、クリッパーズは、プレイオフを戦い抜けるでしょうか?

引き続き、彼らのこれからを追っていきましょう!!

PS
僕は今シーズンのウエスト1位の予想はクリッパーズにしていますが、現実的に見るとナゲッツが今、エゲツない強さをみせているし、OKCもミネソタも大崩れしそうにないので、4位フィニッシュかなと思いだしています。

ただ、前回の動画で話したようにザイオンとペリカンズもかなり調子がよく、下手すると4位5位で対戦する可能性もあったりします。

こうなると、勝ったほうがカンファレンスファイナルに出るんじゃないかと考えてしまっています。

ペリカンズにはファーストラウンド勝って欲しいし、クリッパーズは最低でもカンファレンスファイナルに行って欲しい・・・

もちろん、ウォリアーズにも勝ってほしい・・・

悩みがつきない・・・

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・バッシュ Curry4 フロトロ
・NBAファン歴は'95-'96シーズンから'92年のシカゴ ブルズ vs ポートランド トレイルブレイザーズのNBAファイナルをテレビで観て、こんな世界があることに衝撃を受けました。その後、マイケルジョーダン 1回目のカムバック'95-'96 シーズンからNBAの虜に。
仕事が忙しく、見られないシーズンもありましたが、2013年から仕事で独立し、自身の会社を経営しながら、毎日NBA三昧の日々。

ゴールデンステイトウォリアーズのバスケに魅せられて、完全なるDubNationに。※DubNation・・・ウォリアーズファンの意味です。

ステフィンカリー 、クレイトンプソンも、もちろん好きだけど、熱いプレーでチームを引っ張り、時には混乱させるドレイモンド グリーンの大ファンです!!

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R.I.P Kobe&Gianna 2020/1/26

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